東山区柿町通り森下町通り下る森下町のお地蔵さん～西陣の金襴織屋のお地蔵さん見物

こんにちは。
天気の悪い京都よりお届けいたします。
干し柿を干しているのに天気が悪くてへこんでしまいます。

うちとこの「西陣金襴 正絹 雪輪紋様」という金襴地を使いバッグを作ってくださっている方が実況中継をしてくれてはります。　がま口の専門家手作り屋・万莉様です。バッグ作りの実況中継はこちらのアメブロ、がま口の専門家宮川万莉様にて。どうぞ、ご覧下さい。他にも面白いものを作ってはるし、楽しいです。

今日の織屋のお地蔵さん見物は柿町通り森下町通り下るのお地蔵さん。
京都は通りに名前がついている事が多いです。柿町通りも森下町通りも初めて知りました。通りに名前があるのって楽しいですね。
通り名を擬人化したキャラクターも発表されるようです。楽しみです。

京都のお地蔵さんは民家に密接しています。町内に「町内のお地蔵さん＝町内安全」、個人宅に「個人のお地蔵さん＝家内安全」、会社に「商売繁盛のお地蔵さん」と色々あるんです。こちらは森下町さんの町内安全のお地蔵さん。うふふ。赤い消火器の箱にもしっかりと「森下町」と書いてあります。

屋根の前部分はゆるやかなカーブがついていますが屋根部分は直線ですね。

お地蔵さんの外側にも小さなお地蔵さんと、どなたかの位牌の人形？それとも持ち運び用のお地蔵さんでしょうか。年季入っていますね。

湯飲みが６つ。ということは6体のお地蔵さんがいはるのでしょうか。

中のお地蔵さんは金属枠のガードが固く撮影できませなんだ。

こちらは建仁寺から国立博物館へのぶらぶら散歩道で路地に入れば見つけることが可能だと思います。秋の京都、文化めぐりの際にはぶらぶら散歩しつつ民衆の祈りの対象をご覧になられるのも中々良いかと思います。面白いですよ♪

西陣の西陣織屋で金襴を日々織っています岡本織物、身近に金襴製品を、という思いで「テーブルランナー」を作りました。どうぞご覧下さい。

クラッチバッグ等も作っております。弊社の金襴地をこのように使えます。

素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。