西陣織 正絹 金襴 アフリカ紋様テーブルランナー

こんにちは。
京都西陣の金襴織屋、岡本織物です。

毎日毎日、金襴に囲まれて生活しています。

西陣金襴は神社仏閣を荘厳に飾る戸帳や打敷、僧侶の袈裟、茶道具の名物裂等を主な用途として使われてきました。

この度、岡本織物では「テーブルランナー」を製作いたしました。西陣金襴を生活の中に使用することにより、きらきらとほのかに光り、大事な人と過ごす時間を美しい物に、より潤す事が出来ます。谷崎潤一郎は『陰翳礼賛』の中で、金襴の美しさは「薄暗がりの中で、ときどき少しずつ光る」ところだと書いています。金襴は現代での「大事な人をおもてなしする時間」を美しく彩る布です。

どうぞ、ご覧ください。紺地、白茶地の2種類をご用意しています。→https://okamotoorimono.com/tablerunner/

西陣金襴正絹 アフリカ紋様テーブルランナー 白茶地

西陣金襴正絹 アフリカ紋様テーブルランナー 紺地

 

私(この紋意匠を考えた者)は子どもの頃からアフリカという地に憧れを抱いていました。サバンナの乾いた空気の中、野生動物が闊歩し、星の王子様に出てくる「星を割いてしまう程巨大になるバオバブ」が本当に生え、その木は乾燥した空気の中でスポンジのように水を含み、日本では見たことの無い奇怪な姿をさらしているという大陸。摩訶不思議な事が沢山つまった文章を読み胸をときめかせた事を思い出しながら意匠を描きました。
どなたでも一度はアフリカ大陸にロマンを感じたことがあるでしょう。キラリと光るサバンナの印象とともに心ときめく生活を演出する一端を担わせて頂けるものと思います。

大量生産はしていませんので、ご注文から発送まで時間がかかる場合があります。テーブルランナーになさらず布地でのご注文も可能です。
製織、縫製共にMade in KYOTOです。

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。

撮影協力 レストラン パスカル・ペニョ 慧照院All photography is 株式会社理念系映像集団

関連記事