京都西陣金襴屋の〈西陣岡本〉のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
梅雨時に綺麗に咲く花、「あじさい」を紋様にしました。紫陽花は雨が好きなお花。
紫陽花(あじさい)の学名は「水の容器」という意味で「ヒドランジア」あるいは「ハイドランジア」 と呼ぶそうです。意外ですが、毒があります。死亡例もあるよう。
間違ってお子さんが食べたりしないように気をつけないとあきませんわ。
水の容器という意味は・・・なんだか素敵。
花言葉は 「移り気」 「高慢」 「辛抱強い愛情」 「元気な女性」 「あなたは美しいが冷淡だ」 「無情」 「浮気」 「自慢家」 「変節」 「あなたは冷たい」
花の色によっても色々と花言葉が違うようです。
そんな紫陽花と笹の葉を合わせて西陣織 正絹 金襴 にしてみました。
西陣織 正絹 金襴 笹葉紫陽花紋様
大きなデザイン・小さなデザインを作りました。
・経糸:正絹、緯糸:正絹 ・紛金糸、紛金箔糸使用
布巾:約70センチ。両端に耳と呼ばれる無柄の部分が約8ミリづつあります。柄のある部分は約68センチ
こちらの金襴地はお買い求めの際気をつけていただくことが何点かあります。
1:本金箔、本金糸ではないのでゴム(「ゴム」ではなくて「硫黄成分」に弱いので身近な所では輪ゴムなどに硫黄が含まれているのゴムと書かせて頂きました。)と直接触れ合わないようにしてください。長時間触れると変色する可能性があります。
2:本金箔、本金糸ではないでの日光による退色があります。普通にお出かけに使うくらいなら大丈夫ですが、保管の際は暗い所での保管をお勧めします。
3:金箔、金糸の光りを綺麗に出す為にとても細い糸で押えてあります。摩擦に弱いのでお気をつけ下さい。
4:水にぬれてしまうと色移りする可能性があります。ぬれてしまった場合などは衣服への色移りなどにお気をつけ下さい。
この紋様で作ってみたものは・・・子供用のお数珠袋
お数珠袋なので消耗するような物ではないから末永く使って欲しいな、と思っています。
上は名刺入れ。気に入っています♪