西陣 岡本のブログ

室町今出川上るの御地蔵さん~西陣織屋のお地蔵さん見物

室町今出川上るの御地蔵さん

今日は2月18日。

1772年(安永7年1月15日)に悪名高い田沼意次が江戸幕府の老中に就任しはった日です。

田沼意次・・・。教科書では確かに悪名高い・・・。

しかし、私の人生の師(会ったこと無いけど)池波正太郎の「剣客商売」では中々切れつつも人情のある武士として時々登場します。物事には黒白付け難いものがありますからなぁ。剣客商売での田沼意次は、秋山小兵衛の息子秋山大治郎の嫁になる佐々木三冬の父上。佐々木三冬は妾腹なんですがそういう複雑な境遇を心からおいやるためか男装の女武芸者として育っていて・・・、とても面白いのでまだ読んだ事の無い方は読んでみると楽しいと思います。大治郎との恋が育まれるシーンなんか、何度読んでも、もうじりじりしすぎて読みながら歩き回ってしまいます。

これは第一巻です。表紙は秋山小兵衛が40歳以上年の違うおはるの膝にて耳かきをしてもらっている図。この挿絵を描いてはる中一弥さんという方の絵が渋いけれどほんわかしてて色気があっていいんです。

 

さてさて、お話は本題に入りまして、室町通今出川通り上るところにあるお地蔵さんのご紹介です。

金襴屋:我が社は大体、神社仏閣に使われる類の布地を織って口に糊しております。
なのに、自分の所の布がどの様に使われているのか、実はあまり知りません。とほほ。お寺に行くといったら盆暮れお彼岸の菩提寺くらいであまり行きませんしねえ。

「このままではいかん!どげんかせんといかん!」とそのまんま東氏改め東国原英夫氏が有名にした宮崎の方言をつぶやきつつ、こぶしを握ってしまいました。

という訳でふらふらとお寺を覗いて金襴を探したり身近な所で京都に沢山にいはるお地蔵さんを覗いて金襴を探しています。
さすがに法衣は見かけない・・・。
金襴の法衣を着ているようなお坊さんというのはとても立派な法要の時などで、そういうときにカメラをパシャパシャ撮る勇気は私にありません・・・。

で、今日は室町通今出川通り上るところにあるお地蔵さん。

室町通はその名のとおり「室町幕府」が置かれていたところ。今は普通の住宅地です。いや、同志社パワーに満ちているかもしれません。同志社さんが「いったんは京都近郊に退いたけれどやはりブランド力を持つ為に本店?同志社発祥の地である烏丸今出川の地に近い所に同志社を集めよう!よしっ!がんばれ~~!」という事でここらへんは土地が開いた瞬間に同志社さんの建物が建っていくとしか思えないくらい、同志社関係の建物がどんどん建ってきています。学校は文化。いいかんじです。

今時の学生さんの品行方正さと礼儀正しさに期待してここらへんが楽しく盛り上がってくれたら嬉しいなあと近所のおばちゃんとしては思っています。

室町今出川上るの御地蔵さん

室町今出川上るの御地蔵さん

コンクリートの祠です。柱は何で出来てるんでしょうね。

室町今出川上るの御地蔵さん

室町今出川上るの御地蔵さん

お顔もとても可愛いお顔です。昼下がりの電車に乗ってしまったお腹いっぱいでねむねむになってきた子供みたい。自転車の後ろでもこんな顔で寝てる子供がいはりますよね。

室町今出川上るの御地蔵さん室町今出川上るの御地蔵さん

室町今出川上るの御地蔵さん

残念ながら金襴ではありませんでした。花柄のプリント地です。でも、お地蔵さんのお顔が素敵なので載せてみました。

今日も御覧頂きありがとうございました♡

最初に剣客商売の話など始めてしまったのでまた読みたくなってきました。最初に出会ったのは20代前半。それから40の今まで何回読み返したかなあ。何がすきかというと、良い事と悪い事はつねにつながっていて誰だって良い事もすれば悪い事もする、という考えが素敵でした。人に善悪をつける事は出来ないというまるで日本の八百万信仰のような話。ついつい出来事に色をつけてしまいたくなる私に、物事は色んな方面から見るようにというありがたい教えでした。全然身についていませんが・・・。一緒にてんぷら食べたかったなあ。

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