西陣織 正絹 金襴 アマビエ を織りました。家内安全、無病息災、疫病退散

皆様、いかがお過ごしでしょうか。

2020年、年初からざわざわとざわつきだし、2月3月は日本はもとより、世界中で新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の話で持ちきりですね。西陣織を織る弊社にも影響が出ています。世界の経済はどうなるんでしょう。

そんな中、疫病退散で一躍有名になった妖怪「アマビエ」。江戸時代に熊本に現れたと言われています。

海中から光輝く姿で現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられています。

「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行った。

ーーhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%9E%E3%83%93%E3%82%A8

アマビエ
アマビエの出現を伝える瓦版 [注 1] 弘化3年4月中旬(1846年5月上旬[注 2]、江戸時代後期)刊行。木版画。京都大学所有、京都大学附属図書館収蔵。
弊社〈西陣岡本〉が新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)を気にしだしたのは1月初旬。西陣織商品を販売していた 2020年1月22日から29日の新宿伊勢丹でのポップアップショップでは訪日外国人の方が激減したなという感想を持ちました。(それでも春節直前の新宿歌舞伎町のドン・キホーテ、私が宿泊したホテルには中国の方が沢山いらっしゃいました)

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)は最初、中国の武漢で見つかり、その後、日本に立ち寄った豪華客船で大変なことになっていたり、はらはらする日々。以後、世界で続々と感染が広がり、今や鎖国をする国もあるほどです。円は急激に高くなり、株価は暴落。はっきり言って、西陣織の織屋にはどうすることも出来ません。

弊社、3月4日から10日にも銀座三越でポップアップショップをしていたのですが、その頃からTwitterで溢れ出した「アマビエ」様。私も藁にもすがる思いで、西陣織でアマビエ様を織ってみようと思い立ちました。デザインは京都大学附属図書館収蔵のアマビエ様のままです。このキッチュな意匠がとても可愛いと思いました。

西陣織 アマビエ様
西陣織 アマビエ様

左から家内安全・無病息災・疫病退散

これで少しでも、家内安全、無病息災、疫病退散のお役に立てましたら・・・。

弊社オンラインストアにて販売中です。https://okamotoorimono.shop/

西陣織を織って100年以上、弊社はフットワーク軽く、どのようなデザインにでも対応していきたいと考えております。「面白い、変わった西陣織」をお求めの際は「西陣織 高級 金襴 製造会社 岡本織物株式会社、西陣岡本」へ御連絡ください。