西陣織のクレイジーキルト
弊社では春から西陣織マスク・絹マスクを製作・販売しております。弊社では常に「絹を大事に使いたい」と考えていて、少しの端切れも取っておいています。
その端切れでクレイジーキルトを製作しました。
その尺八袋を見た方から「お祭りでお囃子をしているのですが、その篠笛を入れる袋を縫ってほしい」というリクエストを頂きました。
篠笛!
篠笛とは(しのぶえ)は日本の木管楽器の一つ。篠竹(雌竹)に歌口と指孔(手孔)を開け、漆ないしは合成樹脂を管の内面に塗った簡素な構造の横笛である。伝統芸能では略して「笛」や「竹笛」と呼ばれることも多い。尺八やフルートと同じく「エアリード楽器」に分類される。音域はフルートの3オクターブに対し、篠笛は2オクターブ半ほどである
「篠笛」は、竹の割れ止めに藤を巻いて漆を塗る以外ほとんど装飾することなく、竹そのものといった簡素な姿をしている。これは「篠笛」が庶民階級の間で愛好されてきたことが大きな理由であろう。貴族や武家など上流階級が用いた「龍笛」「能管」では、巻き・塗りなど手間のかかる装飾が施されていることが「篠笛」との大きな違いである。「篠笛」は庶民の楽器であるため、外見(巻きの有無・多少・素材、塗りの程度・色)、指孔の数(「六孔」「七孔」)、長さ、調律の種類(バリエーション)が数多く、日本各地に多種多様な「笛」が存在する。—https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%A0%E7%AC%9B より
今回は愛用している篠笛袋を送ってくださいましたので、はらはらしつつも同じように仕立ててみました。
クレイジーキルトは縫い合わせている分、布の厚みがあるので同じサイズで良いのか少々不安です。
「青っぽい配色で」というリクエストで、筆者の自由に作らせていただきました。
端切れと言っても西陣織の端切れ。それもマスク製作で出た端切れです。沢山の方々のご協力の上で仕上がった篠笛袋。
西陣織マスク・絹マスクをご購入いただいた方々に感謝を申し上げます。
西陣織マスク・絹マスクはこちらでご覧いただけます。
https://okamotoorimono.shop/?category_id=5e85963be20b046935c523fe
普通の西陣織マスクでは物足りない。超高級版が欲しいという方にお勧めするのは〈tsuto〉のファッションフェイスカバーです。こちらはニュースでも取り上げていただき、高価格にかかわらず沢山の方々にお買い求めいただいております。
全て贈答仕様になっております。
クレイジーキルトのご要望ありましたら、ご連絡ください。お見積もりいたします。