経済産業省で主導してはるThe Wonder 500™に認定していただきました。
The Wonder 500™とは
「The Wonder 500™」とは、”世界にまだ知られていない日本が誇るべきすぐれた地方産品”を発掘し世界に広く伝えていく地方発クールジャパンプロジェクト(経済産業省補助事業)です。
The Wonder 500™認定の基準とプロセス
「The Wonder 500™」の認定にあたっては、商材の持つストーリー性が重視されています。具体的には、商材に込められた作り手の思いやこだわり、価値観を深く知り、海外の消費者に心地よい驚き(Wonder)を提供できるものが選出されています。
日本を代表する目利き(プロデューサー)からの推薦と、全国の一般公募約による候補から、厳正なる審査の上認定されました。
選定にあたっては、「ものづくり」「食」「観光」の分野において、「作り手の思いやこだわりが込められているもの」「日本固有のものづくり、サービスを支えている伝統的な価値観を組み合わせた革新性のあるもの」を評価しています。
地方から世界へ
THE WONDER 500の500商材の全てに、日本人が古来より育んできた価値観が表現されています。この価値観が海外の方々にも伝わるようにまとめています。
500商材を通して世界中の多くの方々に、心地よい感動と驚き“Wonder”をお届けすることができ、1人でも多くの方に「日本へ旅したい」、「日本のものを買いたい」、「日本のものを食べてみたい」と思って頂くことができたら幸いです。
弊社はこれからはどんどん外に出て京都・西陣の西陣織を広めて行きたいと思っています。
メイドインジャパンを愛する消費者の方々からの応援を頂きたい。
西陣織を購入すると喜ぶのは店だけではなく、その紋意匠業者、製織業者、染屋、整経屋、糸巻屋、糸屋、製糸屋、養蚕農家、織り機(織り機一台にも各種職人の技が入っています)職人、織道具屋、等々各種技術職人達、西陣で仕事をしているすべての職人たちの思いがこめられています。
西陣は分業が進んでいるので一枚の布に関わっている道具・修理等の人数の多さは私たちも全ての詳細を把握していないくらいです。
今日本の製造業は外国の格安賃金によって成り立つファストな物に押されて瀕死です。
「あら!安い!」というのも大事な要素ですが、その安さは一体何故なのか、という事を一度考えていただけると物作りをしている者としてとても嬉しいです。
格安店に行くと「なんでこんなに安く出来るんや・・・あ!あれもすごい!これもほんまよう出来てるわ。」と声を出している筆者です。
格安店の営業努力、製造努力もすばらしいのですが、製造現場で働いている人は幸せなのかな。自分の作ったものが使い捨てされるような事は悲しいです。
私たちは端切れ一枚も大事にしていきたいと日々思っています。
どうぞ、よろしくお願いいたします。