こんにちは。岡本織物です。
涼しい日が続きますが今日は暑くなると言う予報です。しかし、最高気温が32度だったら耐えられますね。皆さん快適な秋はもうすぐです。
我が社は金襴織屋なのですが、金襴は一体どういうところに使われているのか?という興味からお寺やお坊さんを探しています。金襴はお寺の宝物になるものなので普段は中々使われていません。ああ、金襴織屋の紺屋の白袴です。うちの社内以外で金襴を見ることは適わないのだろうか・・・。しかし、社内には仕立てられた金襴製品はあんまり無いのです。布の状態ばかり。仕立てられたものを見たい!
そうだ!お地蔵さんのおべべとして金襴が使われている事があるじゃないか!
ということで私のお地蔵さんウォッチングが始まりました。
始めてみますとお地蔵さんの個性豊かな事。
京都市内には、道のいたるところにお地蔵さんがいはります。町内町内で可愛がられているお地蔵さんがたくさんいはるのです。素晴らしい事ですね。
そのようなお地蔵さんを可能な限り訪ね歩き、私のブログにまとめてあります。
神社仏閣がテーマ→https://okamotoorimono.com/category/templeshrine/
道々のお地蔵さんがテーマ→https://okamotoorimono.com/category/jizo/
今日の織屋のお地蔵さん見物は「室町通り万寿寺通り下るのお地蔵さん」です。
万寿寺通りは東西を通る道です。樋口小路と平安時代は呼ばれていたそうです。北に松原通り、南に五条通り。その間の道です。普通のお宅の玄関先に鎮座してました。
なんだか新しくて気持ちの良いお地蔵さんです。
長刀切町と御供石町と書いてあります。京都の町名ってかっこいいですね。2つの町内の合同お地蔵さんなんでしょうか
しかしここで問題。グーグルの地図で拝見したら御供石町は載ってるんですが長刀切町は載ってません。ただ、検索すると囲われるので地図には載ってないけれど町としては存在しているようです。とにかくこの御供石町と書いてある室町をはさんで西側に長刀切町は存在しているようです。
白木もすがすがしい祠。
立像のお地蔵さん。
石のお地蔵さんもいはりました。青が生々しい。敦厚とかの石仏を髣髴させます。
お茶も2つ。
町名が2つ書いてありましたが個人宅の前にある。個人のお地蔵さんではなくてたぶん御守も二つの町内の持ち回りでされているんじゃないかしら。
四条で降りて西南の方角にぶらぶら歩くような時等見かけたらお参りしてみてください。京都にはお地蔵さんが沢山いはります。