こんばんは。
西陣の織屋、岡本織物です。
最近ツイッターなどで「夏越の祓にまだいけてません・・・。」等と書き込んでいましたが、ついに行ってまいりました。今日は大祓えの日、30日。ぎりぎりです。やった~!行けた!
ちょっと遠出して蛤御門の近くの護王神社に行ってまいりました。イノシシで有名な神社です。
護王神社とは・・・和気清麻呂と姉の和気広虫を主祭神とした神社です。和気清麻呂さんは奈良時代末期から平安時代初期の貴族で流刑になっています。流刑になった際、賊に襲われた時に突然現れたイノシシ300頭に助けられたと言う伝説があって、イノシシも色々な場所に飾られています。、1890年から1945年まで発行された10円紙幣は一貫して和気清麻呂と護王神社が描かれました。そのうち1890年発行のお札は表面に8頭の小さな猪が描かれました。1899年発行のものは裏面に大きな猪が1頭描かれました。
神社には歴代のお札が展示してあります☆
さ、今日は夏越の祓。
除災行事、6月と12月の晦日に大祓えと言う儀式が行われます。12月の大祓を年越の祓(としこしのはらえ)、6月の大祓は夏越神事(なこししんじ)と呼ばれています。
烏丸側の門から入って、マニ車でもなくて・・・「大祓詞」を刻んだ「御千度車」です。マニ車はチベット仏教でした。一度回すと大祓いをしたことなるらしいです。たくさん回させてもらいましょ。
すでに夜だったので提灯がよいかんじ。「夏越の祓 ちのわくぐり」。そうです。茅の輪くぐりにきたようなものです。何せ夏越の祓は昼に終わってしまっていますので私はちんまりと茅の輪くぐりです。
暗くてよう見えませんか?この丸い「茅」で出来た輪をくぐるのが「茅の輪くぐり」です。
この看板のように左まわり、右まわり、左まわりと八の字に三回輪をくぐって穢れを祓うようお参りしましょう。
潜ったのでお賽銭を供えてお参りします。
護王神社は「足腰の神様」としても有名です。私も普段あまり歩かなくて足腰弱っているのでお願いしないと!
実は昨日は違う神社に行ったのですが門が閉まっていました・・・。今日、6月中に潜れてよかったです。
そして夜のおやつは「水無月」。朝から小豆を炊いたので水無月を蒸しました。これで夏も完璧!!
皆様も夏の暑さとクーラーの冷えに負けず夏を乗り切りましょう。良い夏を!明日から7月!!