こんにちは。昨日の夕方、京都はゲリラ豪雨に襲われて大変でした。もう少し長く細く降ってくれたらええのに。
京都西陣の織物屋、岡本織物でございます。
金襴という絹地を織っている関係で「市井で実際に使われている金襴を見たい」という事で金襴製品を探して神社仏閣、お地蔵さんなどを訪ねています。
今日は西ノ京で金襴を発見しました。御池通りを下がると、ん?お地蔵さんの雰囲気です。お地蔵さんばかり見ているので「お地蔵さんや祠の雰囲気」が察せられるようになってきています。
道に向いていません。横向きです。しかしこの通りは南北の通りなのでお地蔵さんは南向き。神社などは南向きの門が正門ですから朱雀を向いているのかしら。
回り込んでみましょう。タイルというより石が貼ってあります。なんだか珍しい。夜は煌々と明かりがつくのでしょう。湯飲みが3つ用意されているので中のお地蔵さんは3体かと推測できます。
タイル張りの土台に石とタイル貼りの祠、コンクリートの屋根。ん?屋根は石かな、コンクリートかな。中が赤く塗られています。
延命地蔵菩薩が祀られていることは確かですね。戸帳をよけるわけにも行かず拝見できたのは双子地蔵さん。着物地か襦袢かと思うおべべがかけられています。
発見した金襴地は唐草小花散らし。戸帳というものに金襴が使われています。
今日の織屋のまかないは、さつまいもに生姜をちょっと利かせた炊き込みご飯、エビフライ、蛸と水菜のサラダ等々でございました。