浄福寺通(じょうふくじどおり)という京都市を南北に走る道があります。船岡山の建勲神社から始まり盧山寺通、寺之内通にてクランクになり浄福寺門前を竹屋町通まで走ります。その後ず~~と南に行くと坊城通になります。その通名の由来のお寺が、浄福寺です。
こんにちは。西陣の織屋として日々、織物を織っている岡本織物です。
浄福寺は浄土宗のお寺で恵照山と号しています。賢憬大僧都の開創と伝えられていて初めは天台宗だったようです。お寺って結構宗派がかわるんですよ。すごいですね。
元和元年(1615)にこの地に移転してきました。現在の本堂は享保18年(1733)の再建だそうです。
私は南側の一条通からお寺に入っていきました。入ってすぐに鳥居。仏教施設の中に神道施設があるのは日本では全く違和感がありません。こういう感じ大好き。
狛犬たちのおしりぷりぷりも素敵です。可愛い~。
稲荷大明神と書いてかつ、弁財天と書いた提灯。白蛇もとぐろを巻いています。一体どういうこと~?
「天女」と書いた柱が埋まり、
祠の奥に進むと本殿かと思われる祠があります。
明治24年11月に建立されたようです。白蛇&稲荷&弁財天というのはどういう組み合わせなのでしょうか。
下の画像は浄福寺さんの本殿だと思われます。中は拝見できませんでした。
また小さな祠。
おべべが沢山奉納されています。色とりどりで可愛らしいですね。
こちらのお地蔵さんは「引接」と書いて「ひっぱり」。引接地蔵でひっぱりじぞうと読むお地蔵さん。
威風堂々たるお姿。ミニ地蔵さんもたくさんいはって、可愛い。タイに行ったときにタイのどこでも売っている「プラクルアン」というミニ仏像にはまった事があるのですが、プラクルアンを思い出しました。
地蔵菩薩の御真言は「オン カカカビ サンマエイ ソワカ」・・・『オーム、ha・ha・ha(地蔵菩薩の種字を3回唱える)、希有なる御方よ、スヴァーハー』という意味だそうです。
お地蔵さんだらけ~。
神社仏閣に付き物の立派な木。
おお。こちらのお堂の中も迫力。薬師如来様と書いていあります。「千体薬師」だそうです。
薬師如来の御真言は
オン コロコロ センダリ マトウギ ソワカ・・・『 オーン。取り去りたまえ。取り去りたまえ。チャンダーリーよ。マータンギーよ。スヴァーハー。』という意味だそうです。解りません。
京都市内には、道のいたるところに神社仏閣があります。面白いですね~。ブログでカテゴリーに分けていますので良かったらご覧下さい。
神社仏閣がテーマ→https://okamotoorimono.com/category/templeshrine/
道々のお地蔵さんがテーマ→https://okamotoorimono.com/category/jizo/
今日の織屋の賄いは野菜とウィンナーの炒めたん。炒めまくりました。