武者小路千家さんの西側にあるお地蔵さん ~西陣織屋が金襴をさがして

こんにちは。今日は1月15日。一昔前だったら成人式でした。やはり1月15日の小正月に成人式っていうのが私にはしっくりくるなあ。連休になるのは嬉しいですが。
しかし、昨日は朝も暗いうちから雨の音で目を覚ましました。
成人式の皆さん大変でしたね。
せっかくの晴れ着が、残念です。晴れている時に堂々と着たいですよね。街中に行くと振袖姿の可愛い子たちを見かけました。雨だと気を使うから大変やろなあ、と同情方々。
みんな、可愛かったです♡

関東では大雪が降ったそうで、更に残念でした・・・。私が東京にいた時にも成人式の日に大雪が降って大変だったという記憶があります。降ったら綺麗ですが交通機関が麻痺するのが嫌ですね。

 

さてさて、本題。金襴屋なのに、金襴ってどういうところに使われているかしらとふ、と思いました。なぜなら私自身あんまり見たことが無いのです。お寺の法要などにも進んで参加することもないし・・・。一般市民にとってお寺ってそんなに身近じゃないと思うんです。自分の家や仲の良い友達の実家ならともかく。

お寺の本堂のご本尊を安置してある周りを飾る「戸帳」。
仏具、諸道具を置く机の上に掛けてある飾り布として「下掛(したがけ)」や「打敷(うちしき)」。

そうそう。京都市内にたくさんいはる道祖神ならぬお地蔵さんの祠の中。お地蔵さんのよだれかけ、戸帳が金襴の場合もある!それらを見て回ろう!と思い立ちました。お寺の本堂には中々普通には入れないので今日はとりあえずお地蔵様。

ここは武者小路千家さんの東側にあるお地蔵様です。武者小路千家さんは「千利休の孫の次男」さんの家系です。

こんなに立派な祠が建っていました。ガラガラの大きな鈴付です♡

金襴を探して 西陣の武者小路お地蔵さん
金襴を探して 西陣の武者小路お地蔵さん

ありました。ありました。

朱色の金襴ですね。ほの暗い中で光っています。日本の美にはこの陰陽が大事です。金襴を引き立てるのは影です。

金襴を探して 西陣の武者小路お地蔵さん
金襴を探して 西陣の武者小路お地蔵さん

御地蔵さん。ごめんなさい。超近寄りました。(散々写真を撮りまくっていますが、お地蔵さんや仏様の写真を撮るのは私にはまだ抵抗があるのです・・・)

金襴を探して 西陣の武者小路お地蔵さん
金襴を探して 西陣の武者小路お地蔵さん

この金襴に名前を付けるとしたら「唐花に梅枝」とでもなるでしょうか。

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