こんにちは。京都西陣金襴屋の岡本織物のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
私の住む西陣から東へ向かい、鴨川を渡ってちょっと南へ下がると京都大学病院のあたりにでます。
そのあたりは昔は愛宕郡聖護院村と呼ばれ、有名な所では和菓子の聖護院八ツ橋、今こそ畑は見当たりませんが、京野菜の聖護院大根・聖護院かぶ・聖護院きゅうり等の発祥の地であります。
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その名の通り「聖護院」という不動明王を本尊に頂く修験道のお寺があります。
そんな聖護院(ここらへんの路地には名前が無いようでなんと説明してよいのかわからなくてざっくばらんな場所の説明しか出来ません)ほぼ丸太町通りのお地蔵さん。
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コンクリの台座に木造りの祠。金襴もありますね。
青海波、七宝、亀甲、網代、菱花、菱花紋。人形地なのかしら。
朱の唇のお地蔵さんがちらっと見えます。ん?ここはたぶんごみ集積所なんでしょうね。カラス&猫防止の網が見えます。お地蔵さんも受難な時代ですね。
うわあ。私の母には全く似てはいませんがなんだか「おかあちゃん!」と声をかけたくなってしまうお顔です。如来っぽいのに首飾りをしている点など「絶対に近所の人が御化粧をしはったにちがいない・・・」と疑り深くなっている私・・・。でもお地蔵さん自体はとてもCUTE☆
なぜ如来は首飾りをしたらあかんのか?如来はすでに悟った者なので身体の装飾品などには惑わされることはありません。なので仏陀も悟った後は耳飾などを全て外し、なが~い福耳のピアスの跡だけになっています。装飾品はなくて体の保温と日除けの為の布のみなのですよ。
私は悟ってないのでまたまた宣伝。
6月21日まで東京・汐留の電通本社ビルにて「世の中ちょっとよくする展」が行われています。すでに始まっています!
http://www.dentsutec.co.jp/chotto/
その中の「School hat for our town」という企画で我が社の西陣織でスクールハットを作ってくれはったそうです。
6月21日までですので御近くに寄った方はどうぞご覧ください。