京都西陣金襴屋の岡本織物のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
新しいデザインを探し、菱型を繰り返した紋を作りました。菱の中には伝統的な松葉紋が入っています。
全正絹 西陣織 金襴 菱つなぎ紋様
網代紋様に松の葉の意匠の菱を組み合わせました。水辺の「菱の実」に似ていることので「菱型」と名づけられた「菱」に、古来より親しまれてきた松の葉を入れて松葉菱としました。繰り返される網代、ヒシは繁殖力が強く子孫繁栄の意味があり、松は常緑樹な事から長寿の意味。この布を身にまとう方々の家内安全、無病息災を祈っての布地です。古来より金は魔物を跳ね返す力を持つといわれていますので、このキラキラ☆で跳ね返していただけたらと思っております。