三羽の鶴を三つ巴に組み合わせ、その姿を亀甲の中に収めた紋様です。
天へと舞い上がる鶴は、古来より「千年生きる」と伝えられる長寿の象徴であり、気高く清らかな存在として吉兆をもたらすとされてきました。
一方、六角形の亀甲は「万年生きる」とされる亀の甲羅をかたどったもの。堅固さと永続性を表し、家運隆盛や不変の繁栄を願う紋として親しまれています。
その二つの瑞鳥・瑞獣を、円環の力を象徴する三つ巴に重ね合わせることで、めぐり続けるご縁、調和、そして尽きることのない福を表現しました。
日本で古くから愛されてきた長寿吉兆の象徴をひとつに結び、未来へと続く祝意を込めた吉祥紋様です。
西陣織の音に育まれて|岡本織物 京丹後協力工場・布平


