おはようございます。
京都西陣金襴屋の岡本織物のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
さてさて、今日は岡本織物の布をご紹介させていただきます。
私は、幼少より雨を見るのが好きでした。ランダムに落ちてくる滴。雨は色々な色をはらんでいます。寒い冷たい雨もあれば温かい楽しい雨もあります。楽しい雨、雨が降っているのに綺麗な傘をさして出かけたくなるような雨を表したいと思いました。楽しい雨のような金襴地になったと思っています。
西陣織 正絹 金襴 滴紋様
滴の色もこの画像では見えづらいのですが、色々な色が入っています。そうして一反織る時は均一な滴が続きますが、○○cmで一単位と言うお話でしたら滴を適度に配置して楽しい 西陣織 正絹 金襴地をお届けする事が可能です。
このようなポーチを作ってみました。
・経糸:正絹、緯糸:正絹 ・紛金糸、紛金箔糸使用
布巾:約70センチ。両端に耳と呼ばれる無柄の部分が約8ミリづつあります。柄のある部分は約68センチ
こちらの金襴地はお買い求めの際気をつけていただくことが何点かあります。
1:本金箔、本金糸ではないのでゴム(「ゴム」ではなくて「硫黄成分」に弱いので身近な所では輪ゴムなどに硫黄が含まれているのゴムと書かせて頂きました。)と直接触れ合わないようにしてください。長時間触れると変色する可能性があります。
2:本金箔、本金糸ではないでの日光による退色があります。普通にお出かけに使うくらいなら大丈夫ですが、保管の際は暗い所での保管をお勧めします。
3:金箔、金糸の光りを綺麗に出す為にとても細い糸で押えてあります。摩擦に弱いのでお気をつけ下さい。
4:水にぬれてしまうと色移りする可能性があります。ぬれてしまった場合などは衣服への色移りなどにお気をつけ下さい。