〈西陣岡本〉では1909年の創業以来100年以上、「伝統工芸 西陣織 金襴」を織っています。
金襴とは神社仏閣を荘厳する織物、法衣地の事で、主に法要などでの特別な時に使っていただく本金引箔など珍しい素材を多用した絹織物を織っています。
当社では2010年から既存の神社仏閣以外に、アパレル・インテリア等のBtoB、一般のお客様に向けて新規販路開拓を始めました。
当社の絹地をお寺の限られた空間と期間でしか見られないなんて勿体ない、沢山の人に見ていただきたいという一心でした。
その為、今まで神社仏閣向けには織れなかった「弊社のテキスタイルデザイナーが『面白い』と思えるデザイン」を発表しています。
その一部をご覧ください。
全正絹 西陣織 金襴 箔一丁 三階菱紋様
伝統的なデザイン「三階菱」をリデザインしました。
全正絹 西陣織 金襴 Insect 虫紋様
庭に落ちていた玉虫の美しさに感動した当社テキスタイルデザイナーが「虫のつやつや感」を絹の美しさで現わしたいとデザインしました。
全正絹 西陣織 金襴 葉脈紋様
秋に京都御所を歩いていたテキスタイルデザイナーが枯葉の葉脈の美しさを西陣織で現わそうとデザインしました。
全正絹 西陣織 金襴 アフリカ紋様
アフリカにあこがれを抱いているテキスタイルデザイナーがサバンナをイメージして描いたデザインです。
全正絹 西陣織 金襴 雪輪紋様
北国出身のテキスタイルデザイナーが故郷を懐かしみながら粉雪を西陣織で現わしました。
全正絹 西陣織 金襴 滴紋様
夏の宵に降ってきた、細やかで軽い楽しい雨にあたったテキスタイルデザイナーがその思い出を描いたデザインです。
全正絹 西陣織 金襴 水玉紋様
テキスタイルデザイナーが小さな頃から好きだった水玉。その水玉をちょっとだけ小悪魔的な水玉にしました。
全正絹 西陣織 金襴 燕矢紋様
海を渡って飛び回る燕にあこがれを持っているテキスタイルデザイナーが描いたデザインです。
全正絹 西陣織 金襴 羽重ね紋様
インドでクジャクを見てみたいと願っているテキスタイルデザイナーが現地に憧れを込めて描いたデザインです。
全正絹 西陣織 金襴 モンステラと鳥紋様
南米アマゾンに憧れを抱いているテキスタイルデザイナーが密林へ行ってみたいという気持ちを込めて描いたデザインです。
暮らしの中にきらり光る一品を 西陣岡本