パスカルペニョさんというレストランがあります。
昔は寺町に、その後、新町夷川辺りに、そして今現在下鴨にお店を構えてはります。
フランスのお方です。私の存じているフランスの方は「和」が好きな方が多いのですが、パスカルペニョさんも中々のこだわりをお持ちです。
町家を維持しているご自宅兼レストランへのものすごいこだわりを拝聴してきました。素敵♡「すごく寒いし暑いし大変だけど、僕はこの雰囲気を壊したくないから絶対にこのまま維持するんだ」という日本人の私が負けてしまった寒さ、暑さへの対決を見せていました。
寺町へは行った事がないのですが、新町夷川へはお邪魔した事がありまして、そちらも庭の美しい素敵なお店でした。
我が社のテーブルランナーの写真を撮りたい。という事で初めてのロケを敢行。プロのカメラマンもお頼みしました。
撮影は株式会社理念系映像集団、場所はパスカルペニョ。
OPEN前のお店を借りきっての撮影です。早い時間からありがとうございました。なんだか張り詰めた空気だったので撮影時の写真を撮ることかわなずでした。ライトとセットの傘(すんません。名前知りませんでしたが、ただいま調べました。ライトスタンド & 撮影用アンブレラ傘)も何個か、レフ版、白布、色々なものを駆使しての撮影。スタジオ撮影は経験したことあるのですが、こういう一般の生活の場での撮影というのは難しいようで、特に我が社の布は光の具合により絹の色も変わるし、金がびかびかしたり、布のたれている部分もちゃんと色が見えるように、など等、株式会社理念系映像集団様ががんばってくれはりました。おおきに!雨の降る日でしたがしっとり美しい庭も綺麗に映えて、私、大満足です。
上の写真は株式会社理念系映像集団様が撮ってくれはったペニョさんの玄関先。町家はほんまに濡れると美しい。
とここ最近ブログで連投させていただいた写真を撮ることが出来ました。ありがとうございます。
テーブルランナーの御紹介は→https://okamotoorimono.com/tablerunner/ のURLでございます。
私はグルメブログを書いていないので食事シーンを載せるのは苦手ですが、パスカルペニョさんで頂いたお食事の一部を。
お肉とキノコになんやったかしら?とてもクリーミーでとろけるような「なんたらいうソース」をかけたもの(食べるのに夢中でメモしてこなかった)
サーモンのソテー。敷いてある野菜さんが可愛い☆
おいしゅうございました。パスカルペニョさんは下鴨にあります。ご馳走様でした。
調度も料理も素敵です。ぜひ遊びに行って来て下さいませ。
今日、twitterで興味深い言葉を見かけました。tumblerからの流れなのかしら。私にはややこしくて出た元を探す気力がありませんので元のURLは書けません。
昔、石炭問屋だった婆さんが「これは百編言われるから覚えなくていい話だけど、商人は商人からしか値切らないんだよ。もし職人から値切る商人がいたら、それはペテン師だから追い返しな。職人は仕事を割り引いてやるわけにゃいかないからね。お前が職人になれたら、百編は言われる話だけどね」と
最近、なぜ若手デザイナーは国産生地を求めるのか?という記事を読みました。
こちらの内容には賛否両論だと思います。
やはり、言葉の通じる同じような文化を生きている所から求めるのは、より良いものを作り上げていく上でも満足のいく結果が出やすいのだと思います。そして国内生産だと、外国に行くよりはコミュニケーションが取り易い。我が社でも細かい打ち合わせを何度も重ねて重ねて素晴らしい金襴を織り上げます。それも発注者、織り手が近い所にいるから可能な事だと思います。
外国製のものが無いと生きていけない日本だと思いますし、否定する事は出来ません。現に我が社の絹もほとんどが外国産です。国産絹糸などものすごい高級品へしか使えません。
等と思っていたところへ、今朝のtwitterで見かけた言葉は印象的でした。