こんにちは。みなさま、螺鈿箔をご存知でしょうか。
貝殻の内側に宿る真珠色の輝きを薄く切り出し、装飾に用いるものです。螺鈿を使った漆器は広く知られていますが、西陣織でもこの「螺鈿」を織り込む「螺鈿織」が古くから受け継がれてきました。
和紙に漆で薄くした貝殻を貼り、裁断して糸状にし、緯糸として織り込む。引箔は順引きによって貝殻の模様を再現し、まるで光そのものを織り込んだような美しい布地が生まれます。
螺鈿で名高い織屋には西陣では「帯のまいづる」や丹後の「民谷螺鈿」があります。
近年は螺鈿の使用量が減ったことから、職人が工夫を凝らし、シール加工を施した螺鈿箔を開発しました。弊社ではその販売をお手伝いしています。全て手作りのオーダー加工も承っております。
最近では「町田螺鈿の会さま」より、螺鈿箔のレーザーカットのご注文をいただきました。「感謝」という文字にカットいたします。

「町田螺鈿の会」さまはこのような作品をご制作なさいました。

このような特別な加工も可能です。
世界に一つだけの螺鈿箔をお届けいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
