東山区鞘町通正面下る上堀詰町のお地蔵さん~西陣の金襴織屋の金襴探し

こんにちは。西陣の金襴織屋、岡本織物です。

12月です。もう師走です!

皆様、秋を楽しんではりますか?今年は体には楽でしたが、温かい秋だったので紅葉がイマイチでございます。紅葉の名所にも寄せてもらったのですが、残念だったなあ。

しかし、京都は「そうだ、京都に行こう」という観光客の方々で一杯です。国内の方も異国の方々もどうぞ、残り少ない京都の秋を楽しんで少しでも美味しいものを食べていってくださるよう西陣の片隅から祈っております。

先日、東京国立博物館の東洋館で「シャガイ占い(シャガイとは羊のくるぶしの骨)」という占いを体験しました。

生まれ変わった東洋館―東洋館には「オアシス」がある!という博物館ブログに詳しい事が書いてあります。

一日目に3万歩以上歩いた出張2日目、上野で「ブルガリ展」を観なければ!と赴いて、「始皇帝と大兵馬俑」も拝見。ちょっと足腰にがたが来ていて、次に仕入れのために浅草橋に赴こうと思っていたのですが、日本館と東洋館を通り過ぎる事ができず・・・2軒目の東洋館でふらふらになりながらこちらの「シャガイ占い」をさせてもらったところ、なんと!4つの骨がすべて違う面が出るという最高!の配置でした。博物館の方も一緒に喜んでくださり、疲れた体もほっと一息つきました。

東京国立博物館 東洋館シャガイ占い
東京国立博物館 東洋館シャガイ占い

私の配置は真ん中の「最高の組み合わせ。非常に良い運勢」というものです。やった~!がんばるぞ~!と思った次第です。

sDSCN6205それにしても東京国立博物館は20年ぶりでしたが、めちゃくちゃ綺麗に明るく、見やすくなっていて感動しました。

今日の織屋の金襴探しは東山区鞘町通り正面通り下る上堀詰町のお地蔵さんです。

アパートの玄関脇に鎮座ましてました。

東山区鞘町通りのお地蔵さん
東山区鞘町通りのお地蔵さん

大きな鈴と共に、金襴の戸帳が掛かっています。

東山区鞘町通りのお地蔵さん
東山区鞘町通りのお地蔵さん

お地蔵さんは白のおべべのシンプル地蔵。

東山区鞘町通りのお地蔵さん
東山区鞘町通りのお地蔵さん

戸帳は唐花・・・蜀甲でもないし・・・なんといえばいいのかしら。朱地の金襴です。

 

東山区鞘町通り 小さな神様
東山区鞘町通り 小さな神様

すぐお向かいにこのようなお屋敷がありました。もっと下の方に鳥居が置いてある場合は「粗相防止」なのですが、こちらはそのような感じはありません。

東山区鞘町通り 小さな神様
東山区鞘町通り 小さな神様

鳥居に神棚状のもの。珍しい。お商売をなさってるのかしら?

東山区鞘町通り 小さな神様
東山区鞘町通り 小さな神様

三種三様ですね。やはりお商売をなさっているところでしたよ。

東山区鞘町通り 小さな神様
東山区鞘町通り 小さな神様

こちらは、京料理 道楽楼 佗屋さんという料理屋さん。創業は江戸の寛永年間。ここら辺は名刹が集まるので門前町として栄えたそうで、石田光成の軍師、島左近の邸宅跡に開かれたそうです。月に一度、「伝統料理教室」もされてはるそうですよ。興味あります。

道楽楼 佗屋
道楽楼 佗屋

道楽十四代目 飯田知史さんのブログも更新されています。

今日の織屋の賄いは、小豆ご飯とスープ餃子でした。

小豆ご飯とスープ餃子
小豆ご飯とスープ餃子

具沢山過ぎたかもしれません(*´∀`*)ノ

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