あけましておめでとうございます。
1月5日、弊社も仕事始めでございます。
お正月に働いてくださったいた皆様、どうもありがとうございました。皆さんのお陰で快適なお正月休みを過ごすことが出来ました。
京都の岡本織物株式会社、金襴を織っているという関係で「普通に使われている金襴」を探して歩いております。
手軽な感じで京都市内のお地蔵さんを見て歩いている事が多いのですが、今回は多己龍神さんというお社の御紹介。
お正月バージョンです。
ところで「多己」というのはどのような意味なのでしょうね・・・。「他己」なら聞いた事があるのですが・・・。
こちらの多己龍神さんは一条を上った路地の奥。私の子供が見つけてくれました。「お母ちゃん!あそこ!発見やで!!」と。母が一所懸命お地蔵さんを見ていますと子供も協力してくれます(涙)。
途中に共同井戸の跡を見つけました。奥につるべ。手前の流し台で色々なものを洗ったのでしょう。
そして一番奥に「多己龍神」。龍神ということは水に関係あるのでしょうか。注連飾りも飾ってお正月仕様です。
追記:2016年1月8日にNHKの「新日本風土記」を拝見していましたらこちらのお地蔵さんが出てはりました。まず、私は大きな間違いをしておりました。己(おのれ)ではなくて已(へび)だったのです。(たこりゅうしん)と呼んでおりましたが正しくは「多已龍神(たみりゅうしん)」なのでしょう。
ここらへんは昔は池があって、そこに建築物を立てる際に池の水を抜いたら数多の蛇が出てきた。それで人々はその已(へび)をまつったのだそうです。
祠も綺麗です。路地の皆さんで大事にしているのがようわかります。
お正月飾りも土地によってそれぞれ違います。京都の飾りはとてもシンプルです。
この日は天神さんにお参りしての帰り道でした。
天神さんで金襴と糸やさんの若手が作った糸人形が奉納されていましたよ☆なんと!今日、5日までだそうです。
絹糸を芯にした人形です。さすが絹の町、西陣!
制作の中村亨さんの漢字が間違えていますがまあ、御愛嬌という事で。
このあんどんの上側の定紋は手縫い取りじゃないですか!皆様、気がつかはりましたか?
京都西陣の岡本織物株式会社、これからも精一杯「西陣、伝統工芸の敷居を下げたい」をモットーにがんばって行きたいと思っております。
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