おおきに。京都西陣金襴屋の岡本織物のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
日本には英語でJapanese tea ceremonyと呼ばれる「茶道」という文化があります。
茶道の世界では非常にお道具が大事にされ、飲み干したあとのお茶碗をお茶席の人々でまわしながら拝見します。
宝物です。それらのお道具は仕覆という呼ばれる布の袋に入れてもらい、桐箱に安置されます。
我が社の金襴で、仕覆を仕立てました。ただ、お茶のお道具ではございません。
利休茶地の武田菱宝尽しを使用しました。布の説明は→https://okamotoorimono.com/kinranproducts/
今回ご要望をいただいたのは「江戸切子」。切子は美しいです。
仕覆は正絹紐のちょんまげ部分が素敵です。
紐を外すと、切子が出てきました。今回は裏地に縮緬を使いました。
お揃いの江戸切子を色違いの仕覆に収納。