こんにちは。
京都は先日入梅しました。今年は4月にも梅雨なのではないかと思う気候が続きました。昨日の朝は土砂降りでしたが、今朝は寒くてよう晴れた朝になりました。潤う程度の恵みの雨になりますように。
この季節に洛中から外に出ますと、田植えのすんだ田んぼの美しい事。稲穂の国に生まれた事を実感します。
さて、ここら辺には田んぼも畑も無い洛中、西洞院通一条下るのお地蔵さんのご紹介。金襴織屋の岡本織物、金襴をご紹介したくて始めたブログですが、金襴よりもお地蔵さん、神社仏閣の記事のほうが多くなってしまっています。
先日数えてみましたら「金襴かばん、小物類に関するブログ」が89記事、市井で見つけた金襴ブログが131記事、お地蔵さん、神社仏閣ブログが390記事という事でした。
お地蔵さん以外と少ないです。お地蔵さんだけだと287記事です。京都市内だけでももっともっとあるはずなので私のお地蔵さんブログは延々と続きそうです。
西洞院通一条下るという地名だけでは京都市内に住んでいない方には解り辛いかも知れません。
洛中の道には名前がついていまして、この場合ですと、南北の通りである「西洞院通り」を「一条通り」を南に行ったあたりという意味になります。これが、道を覚えて慣れると解りやすいのです。便利です。
このお地蔵さんのある町家は夏には青々とした風船かずらが綺麗なのでしょう。
金襴地ではありませんでした。中々大胆な模様の布が掛かっています。染物です。
お顔の全体像を撮る事ができなかったので鼻のところの柱が邪魔ではありますが、どうぞ、想像なさってみてください。
↑左のお顔と↓右のお顔。右部分のほうが黒目コンタクトを入れているかのようなお目目パチパチぶりです。
ろうそくの灯った後もありますし、毎日お参りが絶えないことでしょう。
西陣の織屋の今日の賄い。焼き鮭、野菜を蒸したんとお揚げさんの和え物でございました。