6月13日土曜日、今日は蒸し暑くなりそうでございます。
京都の西陣で金襴を織って幾年月、こんにちは、岡本織物です。
宇宙が好きな方々にとって今日は興味深い記念日なのではないでしょうか。2010年にわが国の宇宙探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワからのサンプルを取った上、苦労の上地球に帰還した日です。私もなんだか遠隔操作というか、一生懸命「軌道修正が~」と言ってはる記憶があります。
ほんまに夢の詰まった素晴らしい事だと思います。成功して良かった。ほんまに、良かった。しかし、あれがもう5年も前とは。
わたくし、岡本織物は地道に毎日毎日、金襴ブログ、もとい、神社仏閣&お地蔵さんブログを更新中でございます。
どうぞよろしくお願いいたします。
今日は南禅寺のインクラインの近く(上の画像の右側に線路が見えますね?)のすぐそばのお地蔵さん。
インクラインとは何ぞや?から始めましょう。
蹴上インクラインと申しまして、京都と大津間を結ぶ琵琶湖疏水、その琵琶湖疏水は船での運輸でも重要な役目があったのですが、落差の激しいところもあったりして全てのルートを船が通る事もできない状態だったので台車に船を載せて上下させるというインクラインを作り運行していたそうです。1891年(明治24年)から1948年(昭和23年)まで実際に使われていました。今は産業遺産として残されています、一旦撤去されたのですが復活されたんです。桜の名所です。
こちらは五叉路になっているし、東海道も近いことですし、旅の無事をお祈りしてきはった方が沢山いはるんでしょう。
この祠にも菊水紋が。10日水曜日のブログでも書かせていただきましたが、ほんまに料亭菊水さんのかなあ。あやふやなので私の想像と言う事でお願いいたします。そやけど町内の顔役などしてはるはずですしね・・・。
このようにインクラインがあります。沿道にはソメイヨシノが枝を張っています。疎水の水が爽やかです。
平成25年11月に幕が新調されていますね。10日水曜日のブログと同時期でございます。
旅の無事を祈って千社札を貼っていかはるのでしょうか。ずいぶんと多種なお地蔵さんというか・・・壊れかけたのを救われたようなお地蔵さんたちがいはりますね。みんな、ちゃんとお座布団に乗せてもろうて・・・。
そして下の画像ですが、昔の祠についていたのでしょうか。屋根部分だけ取ってあります。
千社札って、雰囲気あって嫌いではないですが、確か・・・マナー違反ですので、これから「よし、おいらもいっちょ千社札でも貼りに行こう」と思ってはる方がいらっしゃたっらどうぞ、お止めくださいませ。