こんにちは。
京都市内はだいぶと秋らしくなってまいりました。
寒いのは苦手ですが秋は美しいです。京都洛中は空気が悪いのですが空気が冷たいだけですかっと綺麗な空気な気がします。
今日の西陣の金襴織屋のお地蔵さん見物は「下京区大江町のお地蔵さん」
京都市内はさすが職人の町です。
「書道揮毫所 字を書く専門店 寺田晃山」というお店があります。
「揮毫」というのは「毛筆で(もちろん墨書)文字を書くこと」です。文化人や書家が色々な物に文字を書くこと(主に看板など)の事なのでしょうが、こちらは揮毫所という職業になっているようですから「各種八百万の物に文字を書き入れます」というお仕事なのでしょう。
んな物を書いてはるのか興味津々。見てみたい・・・。この看板の文字は好きです。筆一本で生活するなんてまさに職人!
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今日のお地蔵さんはそんな書道揮毫所の北隣さんのお地蔵さん。木鼻が一瞬「象さん?」と思いましたが雲でした。ちょっと動物な感じしません?この横の「梁?」の交差部分のでっぱりは「木鼻」というんです。
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ああ、私の好きなタイプの龍の錠前よりちょっと新しいタイプの錠前。
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千羽鶴と思われる綺麗な飾りも汚れないようにビニールでくるまれてしまい解らない状態ですが、木鼻も凝っていますし、屋根もふっくらと丸いふっくらタイプのお地蔵さんです。でも屋根の両脇についてる金具はなんなのでしょうか。樋にしてはすかすかですよね。
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お屋根も銅葺きで綺麗。
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今日の織屋の賄いはワンタンスープでした。千枚漬けがぼちぼち出てくる季節です。
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