京都の横の通りとして有名な道の一つに今出川通りという通りがあります。
平安京という町が昔ありました。
すごいんです。794年から明治維新での東京遷都まで続いた街です。
その平安京の範囲からはちょいと北ですが(最初は平安京の北限は一条通でした。一条通と言えば、羊羹のとらやの発祥地です。美味しいです。)、後から市街地が北東へ拡大したことで今出川通りが作られました。
中世には北小路と呼ばれていたそうです。
現在は京都御所の北側を通っています。
鴨川の分流の「今出川」が東洞院から寺町まで流れていたことからこの名前がついたようです。
一体、東洞院から寺町までっていきなりワープしてるんですけれど・・・。
この時代だったら暗渠って言うこともないだろうし、どういうことでしょうか。
今出川には有名な施設が多いので京都に住んでいない方でもひょっとしたら「ああ、なるほど。あそこね」と合点がいくかもしれません。
東から
銀閣寺、京都大学、智恩寺、百万遍の交差点、おけいはん出町柳駅、賀茂川と高野川が合流して賀茂川に変身する所。
京都御所、同志社大学、冷泉家(京都に残ったお公家さん)、相国寺、区役所、白峰神宮、京都市考古学資料館、西陣織会館、上七軒、北野天満宮、嵐電白梅町駅。
沢山ありますね。
色々あるので、先日同志社あたりから銀閣寺のほうまで今出川を歩いて見ましたが飽きることなくすいすい歩けました。
今は秋なので涼しいし、京都のここら辺は坂道もほとんどないので気持ちよく散歩できます☆
その今出川の堀川通りをちょいと北西の路地を行きます。
あったあった。御地蔵さん発見。
ちょっと失礼しますよ。
写真撮らせてくださいませ。
かわいい。味ありすぎます。
金襴ではないけれど、とてもかわいい涎掛け!
そして北側見てびっくり!
このおじぞうさんの新居を建築中です。
この建築中新居の上で大工さんが屋根に乗って作ってはる最中でした。下の画像は新築かなったお地蔵さんの写真です。
おじぞうさん、良かったね。
新居は気持ちよく住めると思いますよ!