氏神さんの御霊祭渡御之儀も終わってしもうた・・・。
あとはあっという間に暑い暑い夏がくるんやろう・・・。
と、少々がっくりしている5月19日の西陣の金襴織屋、岡本織物です。
今ぐらいの気候は最高ですね。京都の真夏は蒸し暑いですから~。
金襴を探してブログに載せたい私ですが、今日は神社のご紹介。
奈良の春日大社の境外末社である手力雄(たぢからお)神社。すごく強そうなお名前。奈良の観光地、三条通に沿ってあらせられます。私の目を引いたのは高札の数々。お上からのお達し?
どうやらこの高札は復元で昭和59年に地元の有志によって復元されたそう。明治までは高札場として機能していたそうです。神社仏閣等の名刹、見所満載の人がよう通らはるところにお触れが出されたんですね。
その高札場の横におわします手力雄神社。小さいのにこういう階段がそそります。
この参道階段の横、高札場の真上にこのような立派なくすのきがあります。ほんまにくすのきというのは良い樹ですね。太くて青々した瑞々しい葉が萌え出て、その葉の芳香たるや。
手力雄神社さんは妻入りのスカッとしたお屋根。
力尽きた感のある石標。
旅の要所だった頃、今は電車や車で移動してしまいますが、歩きだけの頃はこういう道しるべを見て「あとどれだけ歩いたら目的地につけるのか」と考えた事でしょう。どこに泊まるのか?食事時はどの地になるのか?大事な事ですね。
私ものどかな平地の(峠越えはしたくない)野道を歩いて旅してみたいです。足に脚絆でも巻いてね。
西陣の西陣織屋で金襴を日々織っています岡本織物、身近に金襴製品を、という思いで「西陣織 正絹金襴印鑑ケース」を作りました。どうぞご覧下さい。
テーブルランナーを飾り台などに掛けていただき生活に輝き☆を
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。
今日の西陣の織屋の賄いは、色々なさつま揚げ、突きこんにゃくと人参のきんぴら、でございました。納豆には青海苔を。