こんにちは。京都西陣の金襴織屋、岡本織物です。毎日毎日金襴に囲まれて生活しています。
さ、今日のブログは新宿に行った時のお話。新宿区と渋谷区は隣あわさっています。新宿から代々木へ。というか新宿から西方面を見て甲州街道よりも左側=南は代々木です。
平田神社からぶらぶらと歩いてきました。
おお。高層ビルが再び見えてきましたよ。お寺の裏側から20号方面を見ています。
新宿パークタワービルです。
私、ここのOZONEが好きで。もう20年近く行ってないですが。いや、1994年竣工だから20年といったら語弊がありますね。16~7年かな?
今回も行きたかったのですが・・・。時間は余っていたのですが、その余ってる時間の時にはオープンしてなくてオープンした後は私の予定が詰まってて・・・行けませんでした。
京都にはああいう巨大なショールームが無いのでたまには行きたいなあ。見てるだけですけれど。
そんな丹下健三さんが建築した独特な雰囲気の高層ビルの向かいに江戸から続く寺院が一軒。
お寺って和尚さんの書かはった「和尚さんの心にぐっと来たであろうお言葉」が書かれていること多いですよね。時には私の心にもぐっと来ます。
ふまれても 根強くしのべ 福寿草 やがて花咲く 春はくるなり。
字も綺麗。短歌でも「ちょっと心が疲れてもろくなっています・・・」という人に向けた「人生がんばれ」というお言葉。
神や仏の言葉を伝える使命を持った方々には是非とも、衆生の所まで降りてきて心強くなる話を聞かせていただきたいものだと思います。
この時で9時くらい。高くなってきた太陽が目にしみます。
正春寺は・・・
浄土真宗の京都東本願寺の末で柴山安養院と号します。
本尊は阿弥陀如来、釋正入が開山、柴山九右衛門吉次の妻(法名正春院清安)が開基となり、江戸時代初期に創建したといいます。
ご本堂は開くかな・・・?見えるかな・・・?開きも見えもしませんでした。
残念ながらご本尊の阿弥陀如来は見えませんでした。
お堂って立派ですよね。寄進したであろう民衆の祈りが込められているのでしょうか。彫り物素敵。
竜はお決まりです
竜の上には鳳凰。鳳凰の方が空高く舞い上がります。そらに、ま~いあ・が・れ!真心ブラザーズの歌が心に浮かんできました。
江戸時代には甲州街道を行きかう人々が旅路の無事を祈った事でしょう。
今の甲州街道は車がものすごく走り抜けるのでこのお寺に祈る人は少なくなったんだろうなあ。
阿弥陀如来の御真言を唱えておきます。
おん あみりた ていせい から うん