西陣織の魅力が海外でも高く評価されています。中国で発刊されている日本語学習雑誌「一番日本語」2024年8月 第17巻 第8期に、西陣岡本が掲載されました。
西陣織について掲載されたことで、日本文化に興味を持つ中国の学習者に伝統工芸の価値が届くきっかけとなりました。
西陣織の魅力が海外でも認められていることを、大変光栄に感じております。
「一番日本語」とは?

「一番日本語」とは?
「一番日本語」とは中国の大連理工大学出版社と日本国自治体国際化協会北京事務所が連携し、同出版社が中国の日本語学習者向けに発行する月刊誌「一番日本語」です。
2021 年度日本語教育機関調査によると、中国の日本語学習者数は 2018 年度調査に引き続き 100 万人を超え、 5.2%増加の約 105 万人となった。国際交流基金 日本語教育 国・地域別情報による
世界の地域別にみて日本語学習者が100万人を超えている国は中国のみという事です。
伝統と革新が融合する西陣織の世界へ
西陣織とは、美しく染色された絹糸で精緻な図案を織り込む京都の伝統工芸。中でも「金襴」は、豪華さと重厚な風合いを持ち、室町時代に中国から伝来し、神社仏閣の装飾や袈裟などにも用いられてきました。
西陣岡本と西陣織の未来
当社テキスタイルデザイナーの岡本絵麻は、札幌市出身。幼少期から手工芸に親しみ、東京の美術大学で繊維芸術を学びました。結婚を機に西陣岡本へ入社し、広報活動やデザイン業務を担う傍ら、ネット販売や海外展示会にも積極的に取り組んでいます。
西陣織の魅力を世界へ届けるため、ヨーロッパ・中東市場への販路開拓や、「デザイン上海」など海外のデザイン展にも参加。近年は他ブランドとのコラボレーションを通じて、伝統に新たな価値を加える取り組みを進めています。



このような貴重な機会をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。 ご尽力いただいた百年匠人、東京流行通訊の姚遠編集長ありがとうございました。
