西陣岡本の西陣織が織り上がるまで~SHORT ver
弊社の 西陣織 絹織物が完成するまでにどれくらいの人の手がかかるのかお客様に知っていただきたく、動画を作りました。西陣織に関わる様々な人の手が加わり、弊社の絹織物がお客様の元へと届きます。
この動画に載っていない職人達も沢山居ます。
この動画には11人の職人が登場しますが、もっと沢山の職人が関わっています。
西陣で培われ、発展してきた西陣織を織るまでのとても興味深い動画をご覧ください。
全ての職人がお客様に素晴らしい製品をお届けするために日々、奮闘しています。
©@2017 Nishijin Okamoto
撮影者:ソッカ株式会社 理念系映像集団
養蚕
蚕が吐いた糸を製糸します。
紋図
織物にする紋図(デザイン)を描きます。
金箔の糸を作る
金の糸を作るために、和紙に漆を塗り、23金箔を貼ります。
染色
絹糸を染めます。
少しづつ色を合わせて弊社が思う色に染めてもらいます。
ゆっくりと乾かします。
整経
絹糸を整経して経糸をビーム(ちきり)に巻きます。
弊社の織物は70cmで約6000~15000本の経糸があります。
経継
経糸の色を変えるために経継をします。
一本一本絹糸をつなぎ合わせます。
ぜんまい
絹糸を木製の糸条巻取機(かせ機)に巻き取ります。
管に巻く
緯糸を「管」という細い竹に巻きます。
製織
機械製織します。
こちらは「本金箔糸」を織り込んだ布を織っているところです。
純金箔糸は、和紙に金箔を貼り、それを細く切って作られています。
それらの糸を一本一本引き込んで織り込みます。
1枚を織り上げるまでにとても時間がかかります。
検反
織りあがった絹織物を検査します。
これは最低2度行われます。
布の端を綺麗に切って処理します。糸くずやほこりなどを全て拡大鏡で見ながら取り除きます。
張り
織りあがって、検査の済んだ絹織物を加工します。
こちらは「ふのり」と「澱粉」を合わせた糊で裏張りをし、矯正する加工です。
この加工を手で一枚一枚行います。
様々な人の手が関わり、弊社の絹織物がお客様の元へと届きます。
お客様からのお問い合わせ、お待ちしております。