西陣織の音に育まれて|岡本織物 京丹後協力工場・布平

西陣織を織る西陣岡本(岡本織物株式会社)は、2016年8月に中小企業基盤整備機構(中小機構)の「海外ビジネス戦略推進支援事業」に採択いただきました。
その支援のもと、2017年1月にはフィンランドへ市場調査に赴き、現地のデザイナーや関係者の方々と出会い、意見交換を重ねました。その取り組みについて、中小機構「海外ビジネスナビ」にて記事としてご紹介いただいております。
写真は、弊社の伝統工芸士・岡本忠雄。2011年に瑞宝単光章を受章しております。四代にわたり金襴を織り続けてきた歩みが、海外展開への挑戦にもつながっています。
このフィンランドでの市場調査をきっかけに、現地との交流は継続し、フィンランドのデザイナー、テーム・ムーリマキ氏(Mr. Teemu Muurimäki)と協働する機会を得ました。
その成果として誕生したのが、西陣織による「金色に輝くドレス」です。
このドレスは、ゴールデングローブ賞のレッドカーペットでも披露されました。西陣織という伝統工芸が、世界の舞台で装いとして輝いた瞬間でした。
西陣織は、寺社仏閣の荘厳を担ってきた織物であると同時に、現代のファッションやインテリア、そして国境を越えたデザインの現場へと広がっています。
これからも、伝統を礎に、世界と対話する織物づくりを続けてまいります。