2022年8月28日 Myウェイ Myライフ 京都新聞朝刊に掲載頂きました。
日曜けいざい Myウェイ Myライフ 掲載のお知らせ
2022年8月28日 京都新聞朝刊へ当社の取り組みを掲載していただきました。
取材にいらして下さった本好記者、ありがとうございました。
当社専務取締役 岡本絵麻について取り上げて頂きました。
京都・西陣で100年以上の歴史を持つ岡本織物(京都市上京区) デザイナーや広報を担当する。 さまざまな新しい商品を企画し、 交流サイト(SNS) などを通じ西陣織を発信する。「素晴らし西陣織の技術があることを広め、未来に残したい」との思いを込める。
札幌市出身。織物を教えていた母の影響で幼いころから手芸に親しんできた。身近な植物で染めを体験しているうちに「繊維って面白い」と感じるようになった。その思いが高じて大学ではテキスタイルアートを学んだ。 「ものづくりをしながら生きて いきたい」と希望しつつ、東京の別の大学で油絵を勉強していた夫 圭司さん(48)と出会い、大学卒業後に結婚。 圭司さんの実家の岡本織物にそろって入社した。 だが、飛び込んだ伝統工芸の世界は驚くことばかりだった。親族 8人の家内制手工業で、仕事と生 活が一体。核家族だけだった自身 の生活環境とは大きく異なった。「家族で力を合わせ、その結晶が織物になる。伝統の世界はすごいと思った」と語る。
西陣織の美しさには心を奪われ た。岡本織物が手がけるのは金糸や金箔などで柄を表現する金襴で、寺や神社の装飾、僧侶のけさなどに用いられる。デザインを学んだ経験から、紋意匠を担当した。 きらびやかで美しい金襴だが、 用途が寺社向けに限られるのは残念に思った。法要の簡素化などで需要も低迷しがちだが、「この布がいいと思う人たちは必ずいる。何かできないか」と販路開拓の手段としての活用を考えた。
アパレルブランドや百貨店と組んで金襴を使ったバッグやネクタイ、ターバンなどを作り、数年前から自社サイトで販売している。 近年は海外販売も模索し、SNSやブログなどで積極的に西陣織や金襴の製品を発信している。
新型コロナウイルス禍の長期化などで和装市場は厳しい状況が続いているが、「西陣織には織屋だけでなくいろいろな技術があり、人もいる。それを残すために西陣織を盛り上げていく活動を考えていきたい」と意気込む。(本好治央)
当社はファミリービジネスで西陣織を織っています。
家族・西陣織に携わる職人たちの力の結晶が織物になります。
その事についてこれからもお伝えしていけたら当社一同の本願です。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。
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