京都西陣金襴屋の岡本織物のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
私(この紋意匠を考えた者)は子どもの頃からアフリカという地に憧れを抱いていました。サバンナの乾いた空気の中、野生動物が闊歩し、星の王子様に出てくる「星を割いてしまう程巨大になるバオバブ」が本当に生え、その木は乾燥した空気の中でスポンジのように水を含み、日本では見たことの無い奇怪な姿をさらしているという大陸。摩訶不思議な事が沢山つまった文章を読み胸をときめかせた事を思い出しながら意匠を描きました。
どなたでも一度はアフリカ大陸にロマンを感じたことがあるでしょう。キラリと光るサバンナとともに心ときめくお品をお仕立てて頂けるものと思います。
全正絹 西陣金襴 アフリカ紋様→https://okamotoorimono.com/kinranproducts/
・経糸:正絹、緯糸:正絹 ・紛金糸、紛金箔糸使用
布巾:約70センチ。両端に耳と呼ばれる無柄の部分が約8ミリづつあります。柄のある部分は約68センチ
京都のCさんがこの「全正絹 西陣金襴 アフリカ紋様 緑×箔」でバッグを作ってくれました。
薄暗がりで洩れ込んだ光にきらりと光るのが素敵なんです。
金襴は「お寺のお堂」で使うと本領発揮です。中々お寺のお堂に持ち込む機会も無いと思いますので、夜遊びのお供にどうぞ。