こんにちは。
11月20日。もう霜月の下旬です。霜月と言う割にはぬるい日々が続いて私の体には楽ですが、ぴりっと寒くなり始めないと大根なんかも甘くならないじゃないですか。
京都市内霜の降りる気配はありません。といってほんまに霜が降りると野菜も困るんですよね。
今日の西陣の金襴織屋のお地蔵さん見物は東山区小松町のお地蔵さん。
京都市内の「町内」と言えばかなり小さな区画に一町内30軒くらい等という事もようあるのですが、こちらの町内はおおきい。これは「区民運動会」の時に人材豊富かと思いますが、花街だから住民自体が少ないかもしれませんね。
建仁寺がど~んとあります。広いです。今日のお地蔵さんは地図で説明しますと、東大路八坂通りの北西のあたり、「第7パールハイツ安井」と書いてある辺りでございます。路地の奥でございました。しっとりとした路地を散歩しながらご覧ください。
さてさて、こちらは平日昼間に通りかかった時に見つけたお地蔵さんでございます。
塀の奥はお寺ですね。
木鼻が立派なんです。前方が獅子で横が象。阿さん達です。
こちらは左側に位置する吽さん達。獅子のお手手が可愛い。
中のお地蔵さんは、格子が小さくてよう見えず「ぬりかべ・・・?」という雰囲気をかもしてはります。
さて祠の床元に金襴を発見です。散雲龍紋。5円玉がお供えしてありました。
単純な紋様ですが、限られた予算で見る人を飽きないように配色されています。
只今小松町近辺は外国人のお客様で賑わっている事でしょう。行く度に「ここは異国か?」と思ってしまいますが、どうぞ、異国の方達も日本に良い思い出を作ってお帰りやす。
今日の織屋の賄いは鮭のムニエルと椎茸の油焼きでした。しいたけ、美味しいです。