こんにちは。
3月もお彼岸も過ぎてもう4月は目の前ですね。
早咲きのさくらはもうちらちらと咲き始めて、満開の季節ももう少し!昨日は昼過ぎにいきなり雪が降り出したりとびっくりしましたが花冷えは苦手ですが桜はやはり日本人の心の花だなと思います。
楽しみですね。
今日は、東山区の「東福寺」に程近い「退耕庵」に居はったお地蔵さん。
退耕庵は臨済宗東福寺派の大本山である東福寺の塔頭の一つです。1346年に創建。応仁の乱で荒廃してしまいましたが安国寺恵瓊によって再興されました。安国寺恵瓊!戦国時代から安土桃山の戦乱時代を生き抜いたお坊さん。豊臣秀吉が好きな私は小説で名前をよくお見かけします。そして京都に住んでいると、弘法大師に迫るくらい名前を見かけますがそれは私が気にしている名前だからでしょうか。
退耕庵の茶室である作夢軒には、忍び天井があり、石田三成と宇喜多秀家が関ヶ原の戦いの謀議を行った場所とされているという立て看板がありました。伏見から近いせいか明治維新鳥羽伏見の戦いで殉難しはった防長兵士たちの菩提所にもなっているそうです。
これがその菩提所である石碑。
そして東側にシンプルで可愛らしいお地蔵さんが居はりました。
「経王地蔵」と読むのでしょうか。「経王」ってなんでっしゃろ?
デジタル大辞泉では経典中、最もすぐれて貴いもの。一般に、法華経(ほけきょう)・大般若経(だいはんにゃきょう)など。
大辞林第三版では経典中最高のもの。多く法華経・大般若経・最勝王経をいう。
お地蔵さんの中でも最高の経典を胸に抱いてはるお地蔵さんかもしれません。
お地蔵さんって、色々な思いを慰めてくれる存在です。結局解決するのは自分の力ですが、困ったときに解決する糸口をくれる存在として気がついたら道に居てくれてはる、そんなお地蔵さんが素敵☆
さて、以下は私の仕事のご紹介。西陣の金襴織屋、「金襴の輝きで生活を彩りたい」という思いで色々作っております。どうぞご覧ください。
テーブルランナーを飾り台などに掛けていただき生活にキラキラ☆を
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。
今日の織屋の賄いは、ビーフコロッケ、もやしときのこの