こんにちは。
2月24日火曜日でございます。
「今日は何の日かな?」と思うようになってきたのですが、今日は「月光仮面登場の日」です。ラジオ東京(現在のTBSテレビ)で1958年に国産初のテレビ映画「月光仮面」放送が始まったからだそうです。月光仮面って今のヒーローから見たら地味ですよね・・・。そやけど当時の子供達は熱中したんだろうな。私の父が1950年生まれでその頃は、小学校低学年だったので月光仮面になりきっていたのかもしれない・・・等と想像してしまいます。

今日の西陣の織屋の金襴探しは「南区西九条東島町のお地蔵さん」です。大きな通を背にしょっていはります。この通は・・・。油小路通です。不思議なことにこの道を北に上がって、JRの線路を越えますと堀川通りに変身します。油小路通の東側に位置するこのお地蔵さん。祠も割と新しくて近代的ですね。

幹線道路のお地蔵さんはやはり内部の汚れ防止のためにかガラス張りが多いです。

中のお地蔵さんは白塗りにぱちぱちお目目に赤いおべべにお帽子で還暦祝いみたい♡

見つけた金襴地は「おりんのりん布団」の金襴地。お地蔵さんの事ばかり書いているようですが、私は金襴地を織る「岡本織物」の社員です。金襴地の事を調べたり、市井で探したりしております。緑地の菊唐草に赤地の菊唐草で「りん布団」です。

地道な作業ですが、こつこつと私の仕事に関係あると思われる「金襴地」を市井で見つけてコレクション?しています。
金襴を探して←市井にて探した金襴たちを集めたブログでございます。どうぞ、お時間があります時にご覧下さいませ。
少々広告を。我が社の匂い袋なのですが、ちょっとした「お礼」やお届け物にぴったりです。どうぞ、お使いください。パッケージデザインも一新しました。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。



今日の織屋の賄いは豚肉と春菊の生姜焼きでした。

吉川商事さんという西陣の糸屋さんで、剣玉用の「正絹組紐」があります。子供が剣玉にはまっていますので分けていただきました。

海外でも大流行のけんだま。
現在ではファッションアイテムの一部でもあります。けんだま紐のデザインにもこだわり格好良く仕上げました。カラーはすべて小ロットの限定生産品です。なくなり次第販売終了になります。日本の伝統産業の技術を生かし、本物の日本の精神を形にしました。こだわりの絹糸を組み上げて試行錯誤の上、作製致しました。もちろん日本製です。正絹けんだま紐はすべて多色の色糸を組み上げた限定品です。
機能面では、堅く編んだ正絹の組紐は独特の形状記憶力があります。他の素材には無い特別な使用感(機能)をご体感頂けます。
絹は他の素材よりも弱く、使用していくと形状記憶力も徐々に減っては いきますが、ここぞと言う状況では特別な機能、確実な差別化、そして圧倒的な優越感が得られます。形状記憶機能の優先の為、メーカー既製品よりも高密度(堅目)に製造しております。
※日本けんだま協会さまにもお問い合わせもしましたが、国内の競技にもご使用可能です。現在は、けんだまの紐の長さ、素材などは自由のようです。
絹の紐を結ぶ際は結び目に水をつけると堅く締まりほどけにくくなります。紐にテンションをかけると形状記憶効果は良く解ります。
という事です。化学繊維に比べ強度は劣っているようですが、何にせよ、「正絹」という事に喜びを感じてしまう業種で口に糊をしていますので、是非お勧めいたします☆