こんにちは。
京都西陣で西陣織を織っている〈西陣岡本〉です。
今日のブログは京都の北方面に一乗寺のお地蔵さん。
決闘の場所として有名です。一乗寺下り松という松、および場所が曼殊院道と狸谷不動明王道が分岐する所にありまして、宮本武蔵が吉岡一門数十人と決闘を行った伝説があります。今植えられている松は4代目だそうです。
平安時代から、近江(滋賀県)から京の都への交通の要衝にあり、旅人達の目印として植え継がれてきた松が目印です。
その一乗寺にあらはったお地蔵さんのご紹介。
西陣の織屋である岡本織物、現社長の母上の出身地が一乗寺のためたまに遊びに参ります。
この日は雨のそぼ降る日でございました。
一乗寺下がり松を西に行くと有名な「詩仙堂」がありまして、東に来るとこちらのお地蔵さんが駐車場の一角にこそっといはります。
土台はかなりアスファルトに埋まっている感じですね。
黄色の金襴地が見えております。中のお地蔵さんは色鮮やかに彩られております。可愛らしい。胸に抱く宝珠が「ほとばしる情熱」のように見えませんか?
金襴地は、何の模様でっしゃろ。う~ん。草か、葉か・・・。
さりげなくお供えされている水羊羹と1円のお賽銭、缶詰のみかん。
お供えしていただいているお地蔵さんを見ると近隣の方の愛を感じてほのぼのいたします。