今日はバレンタインデーです。
友チョコ、義理チョコ、愛をこめたチョコ、どちらにしてもチョコはチョコですので皆様、食べ過ぎにお気をつけくださいませ。
チョコレートって美味しいですね。
本物のお菓子たちで撮影したらしいですね。すご~い!
表題のとおり、今日の「金襴を探して~」でのお地蔵さんは「衣棚下立売下ルの御地蔵さん」です。
どうぞ今日もよろしくお願いします。いつも見てくれてはる方たち、今日初めてお立ち寄りの方、とても嬉しいです。これからも西陣金襴の岡本織物をよろしくお願いいたします。
衣棚通り:なんだか「着倒れの街京都」と言われるような通りの名前ですね。私の好きな太閤秀吉さんが作った道路で江戸時代に呉服屋が多かったことからこの名前になったという話です。
下立売通り:東西の横の通りです。烏丸通から嵯峨の方までつながっているみたい。昔々、一部は「勘解由小路(かでのこうじ)」と呼ばれていた時代もあったようです。「立売兄弟?」として下立売通り、中立売通り、上立売通りの3兄弟としてセットで覚えると楽しいです。
その交差点近くにあったお地蔵さん。シンプルだなあ。
町内のお地蔵さんなんですね。「町内安全」の文字が刻み込まれています。
よく見ると、「丹後細川公地蔵尊」ですって。
細川公とはたぶん・・・細川 忠興(ほそかわ ただおき)さん。彼は1990年代の連立政権の総理大臣、細川 護熙(ほそかわ もりひろ)さんのご先祖様で、丹後国宮津城主を経て、豊前国小倉藩初代藩主にならはり、肥後細川家初代さんです。
ここの町内は細川さんがその昔丹後にいはったときから関係があるのかしら・・・。
この建立者さんにお聞きしたら詳しいことが分かるのかもしれませんが、どなたか・・・・・。
金襴はありませんでしたが、ここら辺の土地と最終的には九州熊本のお殿様にならはった細川家とがなんらかの繋がりがあるなんて、非常に面白いなあ、と思えたお地蔵さんでした。