こんにちは。西陣の金襴織屋、岡本織物でございます。花曇が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。こう霞んでいるとちょっとしんどいですね・・・。がんばって今日も織屋は織り続けるのでございます。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今日は壬生のお話でございます。壬生と言えば私が思い浮かべるのは「新撰組」。明治維新にたどり着くまでに一体どれくらいの人の悲喜交々が交わってきたのでしょうか。若い息吹のパワーとその消耗を思います。今の私達には出来ない・・・。
そんな新撰組の大志達が絶対近くを通っている、もしくは拝んでいる可能性も大の壬生の大銀杏のある弁財天。
大銀杏(西新屋敷下之町)
樹高20m、幹回り3.5m、樹齢推定300年以上という大木。島原住吉神社(下京区西新屋敷下之町)の旧境内北端に植わっていたこの大銀杏は明治時代の廃仏毀釈により「社格株」のない住吉神社が廃社になっても「神木」として残ったものです。明治36年に神社は再興されましたが境内はこの大銀杏まで来る事はなかったそうです。昭和5年にこの木の根元に「弁財天」が祀られる事になり、更に大事にされたので樹齢300年を越す島原一の巨木となりました。
そして根元に弁才天。
朱の鳥居って良いですね。
何かを置いてあっただろう跡が残っている石の台。
美須龍王と歳白竜王に挟まれて「弁財天」がいはります。美須龍王と歳白竜王さんがどなたなのか私にはわかりません。御存知の方御教授よろしくお願いいたします。
私の世代だと「弁天さん」というとどうしても
なんですが・・・。
以下は私の仕事のご紹介。西陣の金襴織屋、「金襴の輝きで生活を彩りたい」という思いで色々作っております。どうぞご覧ください。
テーブルランナーを飾り台などに掛けていただき生活に輝き☆を
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。
今日の織屋の賄いは、豚肉と青梗菜を炒めたん。自家製のからし菜漬け。でございました。