こんにちは。
今日は1月22日、歴史で習った、「大化の改新」が発布された日でございます。
- 各地に入り乱れていた豪族の支配下にあるものを国家の下に置く
- 戸籍を作る
- 全国を国と郡に分ける
- 税金を課す
これでだいぶと日本も近代的になりました。
いつの世も賢い人はいはるものですね。そんな大化の改新が日本を天皇中心の政治体制に戻したのです。今でこそ天皇は「日本の象徴」ですがそういう時代もあったんですね。
さ、西陣の金襴織屋のブログは関西では「えべっさん」と親しまれている「ゑびす神社」の西側にいはったお地蔵さん。昨年の笹飾りを返しに行きましてん。下の写真は「とんとんと壁を叩く」という場所からかいま見えた恵比寿像。
珍しい。三角打敷の飾られているお地蔵さんです。打敷とは・・・お寺のお堂や仏壇に置かれる卓の天板の下にはさむ敷物の事。荘厳具の一種です。三角打敷とは打敷の三角版。十日ゑびすの期間中に行ったので、お正月でした。お正月だから晴れの装いだったのかもしれません。
中は見えません。こう格子が細かいと中を拝見する事叶いません・・・。
三角打敷もぴかぴかやないですか。しかし、ちょっと奥に配置しすぎてメインの紋が見えないです。が、これはメインの紋を出すと垂れの部分が下についてしまったりするんでしょう。
↑このようにお地蔵さんは石の部分がちょっと見えるだけ。
阿吽の象の象がついています。
中の戸帳の部分は桐の紋様があるようです。↑
そしてこのお地蔵さんからはゑびす神社の西門がすぐに見えます。
祠の後ろ側にしまってあったビニールの何か。これは・・・ひょっとしたら雨が降るとこのビニールの幕をかけるのかもしれません。
すごい!まめな町内さんですね。
さて、下の画像はゑびす神社の中で気になった「塚」の「財布塚」です。経営の神様、松下幸之助氏の寄進です。良い部分しか書いてないのでしょうが、松下氏に関する記述は感動する事ばかり。夫にはしたくないけれど子供だったら頼もしいでしょうね~。几帳面さを感じるけれどものびのびした墨痕です。とても小学校中退とは思えません。
関西にいると、弘法大師の足跡もたくさん見ますが、昭和を生きた経営の神様の足跡もよう見かけます。「松下幸之助」。京都にも松下氏の別荘等も残りますし、PHP研究所等も京都にあります。京都は松下氏と縁が深いのです。
今日の織屋の昼ご飯は、扁炉(ピエンロー)。白菜に鶏肉