武者小路通り」という小道があります。
西行き一方通行ですが、中々趣のある道で私は好きなんです。
丁度今日は武者小路千家さんの初釜です。初釜とは新年明けて初めてのお茶会の事です。お弟子さんやお客さんがうろうろしてはりました。ちょっと、失礼して晴れ着を、撮りたいなあ~。いやいや、晴れ着の方にカメラを向けるのは失礼ですね。準備中のお弟子さん達。ここの初釜を手伝ってはるくらいだから高弟さんたちなのでしょうか?(すみません。私お茶の世界の事は何一つ知りません。抹茶を飲むのは好きですが。あのきびきびした動きになじめないのと、「喉が渇いているのに何故お菓子から食べなあかんの!?」といつも思ってしまいます・・・)
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去年の暮れから西の門を改装中だったのですがまだ改装中でした。工事中でもちゃんと小正月仕様です。
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武者小路通りは無車小路通とも呼ばれています。
茶道の武者小路千家、千家十職の中村宗哲(今では茶道具専門のの塗師さんで棗なんか作ってるはず)のお屋敷なんかがあって塗り塀もあるんですが、その前にはからたちの生垣なんかもあっていい感じの道なんです。
細いから車も少ないし。
京都はただでさえ道幅が狭いのにちょっと余裕があると太く感じるのか、「路地」としか思えない道でスピード出す車が多いから怖い事もよくあります。なので武者小路通りのような「ちょいと細くてかつ大通りに抜けていなくて、道がちょっと曲がっててとても通りづらい道」は車が少ないから重宝します。
そんな路地の武者小路通りを更に北に行く路地があります。
そこのお地蔵様。
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奥まっている所にそっといはります。
私は、こういう道の曲がった所にアスファルトから無理矢理に芽吹いてきた植物達がわさわさ生えているのを見るのがとても好きです。
名前はわからないけれど朱の実もなっています。
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ステンレスかしら。珍しく金属の囲いにかこまれた地蔵堂。
ここで疑問が沸いてきました。
このお地蔵様の小さなお家の呼び名は・・・?
「お堂」というと人も入れるくらいの大きさな気がするし、「祠」ではもっと小さいかも。
なんて呼べばいいのでしょうか。
早速wikipedia様にお願いします。~~~~~~~
祠(ほこら)とは神を祀る小規模な殿舎。語源は神道用語の「ほくら(神庫、宝倉)」の転訛という。小祠(しょうし)、小堂(しょうどう)とも。もともとは古神道に由来する信仰であるが、神仏習合によって道祖神に関連した仏(地蔵菩薩など)も祀るようになった。
~~~~~~wikipediaより抜粋~~~~~~~
うん!祠です。
今まで色んな言い方をしてきましたが、このサイズのお地蔵さんの家は「祠」と呼ぶ事とします。
今までのブログも可能ならちょこちょこ直そうかな・・・。
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赤の可愛いおべべを着てはります。
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