こんにちは。
今日は岡本織物一同、ドキドキでございます☆
西陣で金襴を織っている織屋でございますが、NHKのサラメシに出演させていただく事になりました。織屋がサラメシ?
昼のまかない風景の取材です。
一同がちがちで私など舌が回ってなかったのではないかと危惧していますがサラメシクルーによりますと「皆さん、緊張されていてもどの場面を見ても「にっこにこの笑顔ばっかり」という構成になるから大丈夫です!」と言ってはったのでサラメシクルーさん達を信じています。
弊社の布地なども出させていただけると思いますのでどうぞどうぞよしなによろしくお願いいたします。
今晩10時55分から。
今日の織屋のブログは小豆島池田のお地蔵さん。
小豆島の棚田を観にいこうとしていた時。お地蔵さんを発見しました。立派なお堂です。
丁度ご近所の方がお掃除をされてはりました。
「んまあ、京都から来てはんの?」「ええ、お地蔵さんを拝見して歩いているんです~」等と言う会話を繰り広げます。
小豆島八十八ヶ所の43番浄土寺まで2.7km。
小豆島八十八ヶ所とは讃岐で生まれはった弘法大師空海が讃岐から京都への道中に立ち寄ったり修行や祈念を行ったとされる場所を霊場として認定したもの。94箇所が公認霊場となっているそうです。弘法大師は健脚ですね。全工程、約150kmだそうです。ほんまに健脚やわ。日本全国お大師さんの足跡だらけです。素晴らしいなあ。
下の石柱は浄土寺までの昔の道標。
金襴地は掛かっていませんでしたがウールかな。着物地で作ったと思われる幕が掛かっていました。絣ですね。小豆島は織りも有名だったかな。
あ、かすかに金襴地が。リン布団に金襴が使われています。流水菊紋様。
お地蔵さんのおべべにも金襴地。ずいぶんと大柄の紋様ですね。ひまわり・・・?帯地かしら。いや、帯にしては柄が大きいような・・・。赤い帽子の可愛いお地蔵さんです。目が黒くて地蔵菩薩というよりびんずるさんぽいです。お履物も脱いで椅子に腰掛けてはりますね。
こちらの赤いおべべは地蔵菩薩。錫杖を持ってはるし、左手には宝珠も抱いてはる事でしょう。
こちらの灯篭も雰囲気あります。一番上の石がシーサーのように見えてしまいます。
小豆島のような歴史のある場所にはかならずお地蔵さんがいはります。道でお見かけしたのですが中々お写真を撮る事が叶わず・・・。
今日の織屋の賄いは、ヒジキ豆ご飯、コロッケ、もやしと人参、にらのお浸し、鰯の生姜煮でした。