こんにちは。
連日お暑うございます。茹で上がりそうです。クーラーが尋常じゃない音で働いてくれています。クーラーも人もがんばりましょう。
暑さ寒さも彼岸まで。
お彼岸って9月の中旬・・・・。気が遠くなりそうです。
神社仏閣って涼しげですよね。神様がいはるし、敷地も広かったり、大きな木(御神木)があったりして実際涼しいんだと思います。これからも神社と言うのは都会のオアシスとしてもっともっと大事にされても良いですね。
今日も滋賀県大津市坂本にある神社、「日吉御田神社(ひよしみたじんじゃ)」のレポートです。日吉大社の境外摂社として坂本駅からすぐの所に鎮座まします。
御田神社の御祭神は水葉女神(みずはのめ)。そのお名前から推察可能な通り、水の神様です。伊弉諾神(イザナギ)の妹で妻でもある伊邪那美(イザナミ)の尿から、和久産巣日神(ワクムスビ)と共に生まれた女神。
井戸の神、灌漑用水の神、水の神一般として信仰されていて、日照り、大水の時に御利益があるとされています。神社の名前も「御田」ですから瑞穂の国、滋賀県の神社ですねえ。
今でこそ上水道が整備されて水は治められているように思われていますが今でもちょっと大雨が降ったりすると洪水等がニュースをにぎわします。ほんまに水は恵みだけれど、怖くもあります。昔の人が水に翻弄されて崇めるしかなかったと言うのはほんまに理解できます。こちらは琵琶湖に近いですし。
巨木がありました。楠ってほんまに各地で巨木としてすばらしい樹形を見せてくれます。こちらのご神木は幹周り5m強、樹高25m、樹齢は200年くらいらしいです。素晴らしい。上の方の枝は一度ばっさり切った気配です。関西では楠の巨木はよう見ます。気候風土にあってるんでしょうね。根のところとかまるで歩き出しそう!
井戸の跡でしょうか。
奥にも大きな楠がいはりました。
下の画像が本殿。
水の豊かな湖国らしく農耕祭祀がこの神社の本意です。正月15日には、その年の豊凶を占う神事が行われます。藁でつくった大綱を大蛇に見立てて引き合う「綱引き神事」。綱引きってそういう意味があったんですね。なるほどなるほど。神への祈りがいつの間にか運動会の一項目になったんですね。面白い。
どこの神社仏閣も民衆の善意により成り立っています。素晴らしい。
可愛らしいおじさん達もいはりました。梁になっている石が立派な事。
神社ではよう色々な催しが行われていますが、毎朝「おはよう倫理塾」という勉強の会も行われているそう。
私の家の近所でも朝から勉強の会が行われていますが、朝は忙しくて中々・・・という言い訳はいけませんね。自分を磨く為には隙間の時間を作らないといけませんね。
西陣の西陣織屋で金襴を日々織っています岡本織物、身近に金襴製品を、という思いで「西陣織 正絹金襴印鑑ケース」を作りました。どうぞご覧下さい。
クラッチバッグ等も作っております。弊社の金襴地をこのように使えます。
素敵な香りと本金のきらめきを胸元や袂、ポケットに潜ませてと言う思いで作りました。匂い袋でございます。
今日の西陣の織屋の賄いはあっさりと。鯖を焼いたんと、漬物たち。きゅうりは塩で漬けただけです。あっさりしたものがええですね~。