西陣織 金襴 正絹 バッグ 西陣岡本

西陣織 正絹 金襴 生地を使ったバッグ3種

今日の京都は寒いです。日本全国寒いのかしら。こう寒いとストーブの前から動きたくなくなりますが、残念ながら仕事場はエアコンなのであまりそんな感じはありません。エアコンって確かに温度は高くなるんですが暖かい感じがしないんですよね~。水分抜けていく感じ。
今朝は我が家の防火バケツに薄氷が張っていました。小雪も舞い落ち我が家の近くでは初雪です。雪って綺麗です。子供も「粉砂糖みたいだな~」と喜んでいました。

瓦に雪も少し積もっています。黒い瓦に雪が積もるのは綺麗です。もっと積もると絵になるんだけどなあ。

本題に入ります。先日友達にかばんを作っていただきました。気をよくして他の布でも同時注文♡なんだか嬉しいなあ。友達に何か作ってもらうってすごくわくわくします。注文してから到着を首を長くして待ちます。

西陣織金襴バッグ
西陣織金襴バッグ

・経糸:正絹、緯糸:正絹 ・紛金糸、紛金箔糸使用

布巾:約70センチ。両端に耳と呼ばれる無柄の部分が約8ミリづつあります。柄のある部分は約68センチ。

こちらの金襴地はお買い求めの際気をつけていただくことが何点かあります。

1:本金箔、本金糸ではないのでゴム(「ゴム」ではなくて「硫黄成分」に弱いので身近な所では輪ゴムなどに硫黄が含まれているのゴムと書かせて頂きました。)と直接触れ合わないようにしてください。長時間触れると変色する可能性があります。
2:本金箔、本金糸ではないでの日光による退色があります。普通にお出かけに使うくらいなら大丈夫ですが、保管の際は暗い所での保管をお勧めします。
3:金箔、金糸の光りを綺麗に出す為にとても細い糸で押えてあります。摩擦に弱いのでお気をつけ下さい。
4:水にぬれてしまうと色移りする可能性があります。ぬれてしまった場合などは衣服への色移りなどにお気をつけ下さい。

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製織は京都。縫製は東京世田谷。Made in JAPANと胸を張って言えます。

ファストファッションが大流行ですが、うちの製品は対極にいます。ローファッションです。「西陣金襴羽重ね紋様を使ったハンドバッグ」でもご注文を頂いてから発送まで1ヶ月以上かかってしまいました。amazonで注文したら次の日には届いてしまう今の時代、大変申し訳無いと思っています。

布を織って、それが物の形になったときって本当に嬉しいです。はっきり言って・・・想像するって難しいんです~。布屋さんに行って作りたいものがあってそれにあった生地を買おうとしても「いったい何が私の求めているものだろう。これは好きだなあ。だけど出来上がったらどんなんなるかなあ」とかなり悩みます。織りあがった布でさえ、そう思うのに、布を最初から織るなんて、私の乏しい想像力では中々難しい・・・・。だからこそ、物になったときが嬉しいんです。

布をただ2枚縫い合わせただけの「袱紗」という物があるのですが、布を二枚おいておいただけでは単に布です。だけれど、それを縫い合わせてきせをかけて袱紗にしたとたん、ふくふくとしたとてもきれいなものへと変身するのです。その瞬間がすき♡

出来上がったときには布に立体感が生まれて、なんともいえない気持ちになるものです。これを求めて物を作る人が多いんだろうなあ。楽しいですよね。

自分の製品をこねくりまわして楽しませていただいています。今回は友人にこねていただきました。おおきに!

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