色々と可愛らしい陶器を作ってはる方が横浜にいらっしゃいます。
可愛い~。是非、金襴と合わせたいからボタンを作ってください!とお頼みして作っていただきました。ボタンってわくわくしますよね!私、服を処分しなければならないときは安物の服でもボタンは全て取り外しとっておくのです。ボタンってええなあ。実用的で、装飾にもなります。色々な種類のボタンが存在します。木材、宝石、金属、貝、陶器、樹脂、プラスティック、昔から人々はボタンにロマンを感じてきたといても過言ではないと思います。
ボタン百物語というサイトがあるのですがそちらに「現存する日本最古のボタン」が紹介されています。
日本にボタンが伝わったのは、鉄砲伝来の時期です。実はこの時期のボタンが熊本にある加藤清正の菩提寺「本妙寺」に伝わっています。
加藤清正の母親は、秀吉の母親といとこ同士のということから、清正は秀吉子飼いの武将と成り、後の九州征伐に加わり、肥後半国二十五万石を与えられ、熊本城主と成ります。
このころ秀吉は信長を引き継いで南蛮貿易を進めていたことは明らかで、何らかの褒美として、清正が秀吉から、南蛮渡来の上着を賜り、それが本妙寺に保管されていたと考えて何の不思議もないでしょう。
上着には、布地と友布の絹のくるみボタンが、前たて部分と袖部分に数多く使用されています。手縫いで丁寧に仕立てられた上着は、ボタンホールも手刺繍で仕上げられ、ボタン部分の裏もしっかり補強された、つくりのいいものです。
日本で作られたとは考えにくいので、前述のように、南蛮渡来の高級品と考えて間違いないと考えます。
ボタンはビーズから発展してきたのではないかとおもいます。
南アフリカ共和国の洞窟の約7万5000年前の地層から、穴を開けた小さな貝殻が41個発見されたそうです。これはビーズですね。ビーズを装飾品として使ううちに物を留められるという事に気が付いてボタンに発展したのじゃないかしら。
私にボタンを送ってくださった「たけB」さんはヨコハマハンドメイドマルシェ2014に出店されるそうです。
ヨコハマ ハンドメイドマルシェは、全国のクリエイター・アーティストによる様々なオリジナル作品・手作りフードがそれぞれの出店ブースで自由に展示・販売される日本最大級のハンドメイドイベントです。実に様々な分野から集まったハンドメイドクリエイターが一同に会する年に1度、2日限りの“ものづくり”の祭典。ここでしか出会うことができない皆さんのお気に入りの1点を探しに、ヨコハマハンドメイドマルシェにぜひご来場ください
届いたので、丸竜と合わせてみました。
意外な組み合わせがいいかもしれない・・・。
アフリカの方がいいかしら?
何を作ろうかわくわくする瞬間でございます。
横浜近辺の方、是非遊びに行ってください。ものすごい数の出店者で、丸一日では見きれないかも知れません。