京都西陣金襴屋の〈西陣岡本〉のブログを読んでくださる方々どうもありがとうございます。
夏になると、毎年我が家に青虫が来ます。山椒と夏みかんの木があるのですが(夏みかんは鉢植え。子供が給食で出た夏みかんの種を大事に植えてみたら生えて来ました。)その木にアゲハチョウが卵を産みます。
卵から孵って、最初は黒にちょっと白い模様の「鳥の糞擬態」芋虫。
次はおなじみ、黒いお目目に擬態した緑色の青虫に変身です。
青虫のまま木に付いた状態で放っておくとものすごい勢いで木の葉っぱを食べられてしまうので虫かごに保護します。
何故か飼うと葉の消費量が少なくてすむんです。何故でしょう。いきなり小食になるような気がします。食い散らかさないで一枚の葉っぱを大事に食べるのかしら。
そうして上手く行けば蛹になって羽化してアゲハチョウになって飛び立っていきます。
綺麗やなあ。嬉しいなあ。生き物は中々飼えないので約2週間で飛び立ってくれる青虫は貴重な存在です。
そうして扇子は夏の必需品です。畳めば細くなって広げればなんて広い面のできるアイデア商品でしょうか。すばらしい!
小さい頃は上手に広げる事が出来ず大人の扇子を勝手にいじって怒られていました。
こちらの柄、扇と蝶をちりばめた「西陣織 正絹 金襴 蝶扇花」。
とても賑やかな賑やかな柄になりました。
西陣織 正絹 金襴 蝶扇花
派手やかな綺麗な柄が出来ました。
・経糸:正絹、緯糸:正絹 ・紛金糸、紛金箔糸使用
布巾:約70センチ。両端に耳と呼ばれる無柄の部分が約8ミリづつあります。柄のある部分は約68センチ