こんにちは。岡本織物です。
我が社は金襴織屋なのですが、金襴は一体どういうところに使われているのか?という興味からお寺やお坊さんを探しています。金襴という単語を聞いたことあるかもしれませんが、実際「金襴」をご存知の方は少ないと思ます。実は、私も金襴織屋でありながら、生活の中で「金襴」は身近な布ではありません。家業ですので金襴地は毎日見てますけど・・・。という訳で暇があれば神社仏閣で金襴ウォッチをしています。
金襴探しを私のブログにまとめてあります。
神社仏閣がテーマ→https://okamotoorimono.com/category/templeshrine/
道々のお地蔵さんがテーマ→https://okamotoorimono.com/category/jizo/
今日ご紹介するのは「清水道の真福寺」です。清水道ってご存知ですか?清水寺の門前です。
私は今まで知らなかったのですが清水道は「松原通」だったんです。
さすが清水門前。人がひっきりなしに通らはります。「大日堂」として有名なお寺で清水寺の塔頭。定紋も「お日様」をイメージした定紋ですね。
こちらのお寺は清水寺を拝観するとその拝観券で一緒にご覧になられます。
朱地の金襴を見つけました。久しぶりに戸帳を観ました。
永楽講とは何でしょうか。「講」というのは西陣金襴で言えば「金襴青年会」「金襴会」や楽しみのサークルのような会、仕事上の組合などの「人々の結びつき」をあらわすような幅広い意味の単語だそうです。「ライオンズクラブ」とか?
永楽はその名のとおり「末永く楽しむ会」みたいな意味じゃないですかねえ。しかし、これだけ沢山看板があるのでやたらと盛り上がってはったんやろなあ。
大日如来現在は宝蔵殿
3.11の震災で倒木した陸前高田の松を使った大日如来坐像があり
あのブータン国王夫妻も参加されて出来上がった仏像です。