こんにちは。
京都西陣の金襴織屋(きんらんおりや)岡本織物です。
先日、金襴という字を読めないといわれたのでふりがなをふってみました。金襴は「きんらん」と読みます☆
そりゃ・・・金襴はマイナーですから~。歌では「金襴緞子の帯締めながら」というフレーズで有名なんですけどね。蕗谷紅児さん作詞の「花嫁人形」という童謡です。
この岡本織物のブログは金襴を御紹介したり市井にて金襴を探したりするブログです。し・か・し、街中に金襴はあまり見かけません。お寺ですら法要でもないと掛かってないときがあります。桐箱に入って蔵にinですね。
街中のお地蔵さんに掛かっている金襴を探しているのですが、お地蔵さんのあまりの個性豊かさ、面白さに☆ドキュン☆です。
そんなお地蔵さんたちをこちらのカテゴリに集めています。
https://okamotoorimono.com/category/jizo/
今日は四条堀川の交差点の北東にいはったお地蔵さん。四条堀川といえば、京都市内でも有数の交通量だと思います。お地蔵さんも賑々しいところに鎮座されています。
上下の二段構えです。下にお地蔵さん。上に神棚。銅葺です。
神様もここから沢山の車を眺めてはるんだなあ。
日本の神様には「お米」。お米をお供えして豊作を祈りましょう。今年は多雨なので心配です。今日も京都は朝から雨です。よう降ります。関西各地も大雨警報が出ているようで心配です。
お地蔵さんは大きめの石に座像が彫られています。お地蔵さん?というかたぶんお地蔵さんなのでしょうが立膝の不動明王を思い浮かべてしまいました。ね、右手に大きな剣を抱えてはりませんか?
お不動さんはこのような方。
京都は古い町だから、色々な習慣が残っていて面白いですね。観光客の方が簡単に触れられる京都文化の一つが京都の街中の「お地蔵さん」だと思います。
どうぞ、京都にいらしたときには道々のお地蔵さんにご注目☆
西陣の金襴織屋全体から宣伝です。
9月の28日まで京都岡崎のみやこメッセの「京都伝統産業ふれあい館ギャラリー」にて「西陣金襴展~道具と技~」が開催中です。