こんにちは。岡本織物です。入梅したと言われてはや一週間ほど。はやい・・・。先日御節食べたのに。来週には梅雨明けどころかクリスマスが来てるんじゃないでしょうか。
我が社は金襴織屋なのですが、金襴は一体どういうところに使われているのか?という興味から金襴を探しています。布の状態ばかりを見ているので仕立てられたものを見たい!そうだ!京都に沢山いはる「お地蔵さん」のおべべとして金襴が使われている事があるじゃないか!
ということで私のお地蔵さんウォッチングが始まりました。
始めてみますとお地蔵さんの個性豊かな事。
京都市内には、道のいたるところにお地蔵さんがいはります。町内町内で可愛がられているお地蔵さんがたくさんいはるのです。素晴らしい事ですね。
そのようなお地蔵さんを可能な限り訪ね歩き、私のブログにまとめてあります。
神社仏閣がテーマ→https://okamotoorimono.com/category/templeshrine/
道々のお地蔵さんがテーマ→https://okamotoorimono.com/category/jizo/
今日は中京区夷川通烏丸西入ル巴町の「ステーキハウス 听 本店」さんの横に鎮座ましましてたお地蔵さん。「ステーキハウス 听 」さんは熟成肉が売りで、平松牧場指定の熟成黒毛和牛で本物のステーキを頂くことができます。お店の前面に大きな冷蔵庫がありまして、そこでお肉が熟成されています。
熟成肉の好きな部位の好きな量を切って焼いていただけます。アラカルトも充実しているのでお勧め☆そんな「ステーキハウス 听 本店」さんの横にいはったお地蔵さんのご紹介。なんだか横に肉肉しいステーキ屋さんがあるとは思えない一角でございます。このギャップが京都らしい。
「延命地蔵大菩薩」
横を向いてしまっていますが「天道大日如来」様もいはります。
これです。これ。これを探してうろうろしております。金襴地。蜀甲紋唐花。
ガラスの向こうに優しいお顔のお地蔵さん。
こちらはずいぶんと磨耗してはります。どちらが延命地蔵大菩薩で、天道大日如来なのか私にはわかりませんでした。
パッチワーク風の戸帳もなんだかかわいい。
京都市内にはいたるところにお地蔵さんがいはります。どうぞ京都にいらっしゃったときには観光名所も楽しいですがこのような地味ですが地元に愛されるお地蔵さんウォッチも楽しいことです。