こんにちは。
西陣で金襴を織っています、岡本織物です。
「金襴」と言えば神社仏閣の荘厳として発展してきた織物で、特別な時のための法要などに使われる事が多い布地です。しかし、私は普通に町の中で使われている金襴を探したいと、お寺やお地蔵さんなどを訪ねて歩いていますがお地蔵さんブログの多くなった事!お地蔵さん面白いです。
今日のお地蔵さんには金襴地が飾られていました。
今日は伏見区深草開土町のお地蔵さんです。深草というから昔は草深い所だったのでしょうね。今や住宅地。
道と道に挟まれた三角州のような所に鎮座ましますお地蔵さん。
ちょっとぼけてしまいました。
お地蔵さんの背面は青く炎が立ち上っているよう。お顔は穏やかなお顔です。
背後に朱地の唐草金襴の壁飾りがありその手前に白茶地の縦線紋様のクッションが置いてあるようです。お地蔵さんのおべべは薄緑色の緞子地。桔梗紋様でしょうか。
こちらは伏見稲荷のすぐそばです。
この朱色のものはなんでしょう?
なんと!伏見稲荷に奉納されると思われる鳥居一式でした。下に柱が二本、上に上部分がのっかっていますね。近くで見るとそってるわ~。
場所が変わると「普通」も変わります。うちの近くでは「立ってない鳥居」をみかけませんもん。面白いですね。
今日の織屋の賄いは大根とかしわを炊いたんなど等でございました。金時人参の葉もごま油でちょいと炒めて。